大学での講義の経験にもとづく八杉龍一「図解 科学の歴史」をひもといてみるボイル像。
「元素の系譜」 前5世紀のエンペドクレス(四元素説)に次いで、17世紀のボイル(元素観でも近代化学の創始でもラヴォアジェの先駆となったイギリスの学者)
「化学の発達」 錬金術(英語alchemy、alはアラビア語の冠詞)から17世紀ごろ近代的な化学(chemistry)が生まれたことを、はじめのほうでのべた。
ボイルは重要な先駆者であった。次の世代にはラヴォアジェがあらわれ、19世紀には原子、分子の仮説が立てられ、化合、分解などの理解が進み、こうして物質の科学すなわち化学が、急速な進歩をとげ化学工業の巨大な発達が起こった。
そこで見落とされ勝ちなのが、「元素の転機がくる」
17世紀には、錬金術がもとになって近代的な化学が誕生しはじめる。話は少し先にいくのだが四元素説が崩壊していく経過を次に見よう。
かくして割愛された世紀こそが17世紀。唯物論の復活した哲学の歴史でもある。
近代自然科学の基盤の上に立った新興市民階級の唯物論的な哲学の出発(都留正雄述)
賢者の石
ここで見落とされるべきではないパラケルススの死後、30年にして出現したイアトロケミスト(医化学)。
その源流をあの大遍歴時代に吸収したとも考えられている、中国煉丹術に求める学説では精神(硫黄)霊魂(水銀)身体(塩)と三原質と考えている。
しかしW・パーゲルは組織性(硫黄)活動性(水銀)質量性(塩)との異説などもある。
「元素の系譜」 前5世紀のエンペドクレス(四元素説)に次いで、17世紀のボイル(元素観でも近代化学の創始でもラヴォアジェの先駆となったイギリスの学者)
「化学の発達」 錬金術(英語alchemy、alはアラビア語の冠詞)から17世紀ごろ近代的な化学(chemistry)が生まれたことを、はじめのほうでのべた。
ボイルは重要な先駆者であった。次の世代にはラヴォアジェがあらわれ、19世紀には原子、分子の仮説が立てられ、化合、分解などの理解が進み、こうして物質の科学すなわち化学が、急速な進歩をとげ化学工業の巨大な発達が起こった。
そこで見落とされ勝ちなのが、「元素の転機がくる」
17世紀には、錬金術がもとになって近代的な化学が誕生しはじめる。話は少し先にいくのだが四元素説が崩壊していく経過を次に見よう。
かくして割愛された世紀こそが17世紀。唯物論の復活した哲学の歴史でもある。
近代自然科学の基盤の上に立った新興市民階級の唯物論的な哲学の出発(都留正雄述)

ここで見落とされるべきではないパラケルススの死後、30年にして出現したイアトロケミスト(医化学)。
その源流をあの大遍歴時代に吸収したとも考えられている、中国煉丹術に求める学説では精神(硫黄)霊魂(水銀)身体(塩)と三原質と考えている。
しかしW・パーゲルは組織性(硫黄)活動性(水銀)質量性(塩)との異説などもある。