美術三昧 さかのぼって6／17の日記

久々の絵画展へいってきました、木場の現代美術館。
とおい。。。。遠いけど子連れには見やすい美術館。
日本は良い美術館が本当に身近じゃないね、ほんと、ふらっと行けないもの。

展示じたいはなかなか面白かった、マルレーネ・デュマスという南アフリカ出身の売れっ子作家。
人種の事とか、自らの出産のこととか、いろいろ葛藤のある絵。
でも作家はいろいろ抱えちゃってる（向き合う）くらいでないと面白くないと思った。

いま私も子育てしていて結構ストレスもたまるから、最近アロマとか料理とか縫い物とか、
何かと手を動かす事でストレスを発散してる気が、、、、
短時間で決着つくし、達成感あるしね。笑
だからあんまり色んな事で葛藤してない、っていうかできない。

でも、わたしも静かなアトリエで真っ白いキャンバスに向き合う緊張感が欲しいと思った。
それで画面の上で葛藤しまくりたいねぇ。
いつになるかなぁ。。。

帰りに、ミュージアムショップでうっかり荒木経惟のセンチメンタルな冬の旅という写真集をパラパラしてしまった。
もうほんとうっかり、泣くのわかってるのに。
ヤバいって途中で閉じてしまった。

あらーきーの奥さん陽子さんが闘病して、なくなって、葬儀して、ずぅーつと撮り続けてるの。
カメラ持って撮ってんのよ。ずっと。なにもかも。
カメラマンだもの。
だけど愛情たっぷりで。
何度目かわからないけどやられてしまいました。