ジャーーン!これが、この日の朝ご飯。
3食の他にオヤツもとなると、いつもお腹がいっぱいのなので思い切って朝からお菓子を食べる事にしました。
たまたま散歩道にマカロンやケーキで受賞歴のあるというサロンがあったので
ここで! 私はいちじくのタルトとフランボワーズのケーキ、一応朝ご飯なのでクロワッサンもつけて
それはもう、美味しくて、感激。
フランボワーズのてっぺんにはフランスらしく?ラベンダーがちょこんと乗っていました。
私のも、最後に花のような香りが鼻からぬける。 とにかくおいしかった。
美味しいから他にマカロンも頂いて、散歩しながら食べよう!と
テイクアウトして、散歩(娘は大好物なのでほとんど小躍り)
これまた感激!!味に関しては正直な子なのでおいしーーーい!!と声をあげていました。
見かけたら食べる事にしようと、あちこちでマカロンは食べましたが、今まで食べた中で一番美味しい。
お惣菜屋さんや、色んな店のショーウィンドウを眺めながら、お屋敷や、美術館があれば入り、
音楽が聞こえれば、ふらりとリハーサル会場に入って行く。
最後はアンティークショップで鏡を買ってしまったので大きな箱を抱えて歩く事になりましたが
スゴく気ままで良い時間。
バスティーユから歩き始めて、行き先は道の先にあるポンピドゥーセンター。
その朝、今日は何をしてみようか?娘に近場でいくつか提案してみると、
オランジュリー美術館でモネの睡蓮でもなく、大好きなのだめカンタービレに出てくるコンセルバトワール見物でもなく、
チョイスしたのはポンピドゥーセンターで現代美術を見てみるでした。
いいね、行こう!!と近くのクレープリーでクレープで腹ごしらえして、
ポンピドゥー見物。
入ると最初に見えた部屋は『Little Boy』というタイトルの黒板で出来た大きな部屋。
お客さんが入って、自由に表現して良いとの事で、私達も入りましたが
黒板の時計は8時15分で止まっています。
広島の朝の学校の黒板の様子が貼ってあります。
Little Boyというのは、広島に落とされた原子爆弾の事ですね。
その広島の時間の止まった部屋に現代の世界中の観光客が足跡をチョークで残して行く。
上の方は手が届かないので、下から這い上がるようなチョークの跡がのエネルギーや炎のようにも見えて、
音楽とはちがうけど、やはり言葉のいらない、胸をギュッとつかまれたような気分になりました。
他は映像作家さんや、インスタレーション、絵画、デザイン、建築、
現代の新しい作品が多い中、結構子供は自分の見たいように作品を楽しんでいて、
説明はいらないんだな。と。感心。
絵具が白いキャンバスにポチャッ!と乗っただけのような絵はさすがに、
なにこれ?絵なの?と聞かれましたが(笑)
その後、のんびり町を歩き、
こちら、スーパーで見つけた小さい巻物が6つだけの超ミニミニ弁当。
フランスのお寿司が食べてみたいというので、娘のオヤツに。
海苔とか具とか様子が変だけど(笑)醤油の味だけでも美味しい!と喜んでいました。
帰り道、町のあちこちで音楽が聞こえます。
地下鉄で、音大の学生かしら?上手でした。
手の届くところに、特別な事でなく、美術や、音楽があっていいわね!!