つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

贅沢な旅

2008-03-22 22:32:04 | おでかけ
昨日はテレビの日。
寝る支度を早々にすませて椅子を2つ並べて映画館のように娘と拍手をしながらテレビを見ました。笑

まずは楽しみにしていたフィギアスケート。
真央ちゃんの精神力の強さに感動して、一緒に泣いてしまいました。
リンクサイドで出番待ちの選手が自分を高めている姿を見るのも好きだし
プレッシャーと闘う顔をみるのも好きだし、
やり遂げた顔を見るのも好き。きれいだなぁぁ。

実はあんまり人にいった事がないんだけど、中学生の頃フィギアに憧れててね
(当然親は笑っておしまい)
お友達とおこづかいでリンクまで時々遊びに行ってましたわ!
ローラースケートは散々やってたから、似たようなもんで?そこそこ滑れてたとおもう。 他に憧れてたけど親に却下されたのは剣道。。。笑

続いて関野さんのグレードジャーニー。
おいちゃん、年もとってどーんどん日に焼けてヒマラヤの高地の人みたいになっていくわ!
ルートはブータン→チベット高原→メコン河流域。
面白いルート。
当たり前の事ですが、国境なんて人間が後から自分達の都合でひいたものですから
そんな線1本でガラっと変わる事は何にも無い。

お茶がいつの間にかチャイになり、ミルクが抜けてティーになったり、
そういうのって昔の交易ルートの道や河に沿って変化したり、

逆に、ガラっと変化する時は文化や風習がこえられないような高ーい山があるとか。
(そういえば、日本も関ヶ原を境にカツオだしと昆布だしに別れるらしいですよ。)

だから私は世界地図を眺めるのが大好き。
そして宗教が入り交じったり複雑な地形をしていたりするところの民族や、食文化や芸術がとっても気になります。


今回のテレビのルートは顔が日本人と似ているところが多かったので言葉が違っても人が笑っているとなんだかホッとします。
いろんな民族衣装や生活ぶりをみて、多分学生の身分でないとできないであろう、
国境にしばられない時間のかけられる贅沢な旅に憧れました。

自然も美しかったです。
大きな大きな山や、木や、水に神が宿るという考えは、
言葉を失ってしまうような景色を見れば、文章で読む理屈なんかよりとっても分かりやすいなと思うし、理解できるような気がします。

特に信仰はありませんが、今まで実際息をのむような物凄い山の姿を見た時には、あぁ、ここには神様はいても不思議じゃないって思いました。
そして、毎朝家の前の大きな木に花飾りを捧げるおばあさんを見た時に
そんな小さな所にもいるのかもしれないなぁと自然に思えました。

本棚の奥に眠っていたので久々に旅行中に描いた絵をのせます。
テレビにも出た雲南省ナシ族のおばあちゃんたちのスケッチ。
チベット寺院の中の絵。(朝の御勤めを終わらせたお坊さん達が例の赤と黄色の袈裟ををクルクルッと巻貝のように巻いて脱いで出ていかれるのです。寺院の中は本当に真っ赤なのです。)





2 コメント

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こんばんわ (ぽぷり)
2008-03-24 01:15:22
なんだか機内のエッセイのように、楽しくわくわくしながら読んじゃいました★
フィギアは私も見るの大大大好きなんだけど、今回は力が入るし泣けてくるし感動しました!

そしてグレートジャーニー寝かしつけて見れずビデオでそしてまだ見れていません。
>ガラっと変化する時は文化や風習がこえられないような高ーい山があるとか。
ほんと、線一本では何も変わらないよね。

スケッチとっても綺麗★
ナシ族のおばあちゃまはなんだかほんわかほのぼの子供っぽくて可愛いですね。

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Unknown (yanzu)
2008-03-25 17:31:52
うちは録画するものがないので昔の子供のように見たいテレビは支度を全部すませて見てます。。。

ナシ族のお年寄りがよく着ている民族衣装はとっても可愛いのよ。
全体に藍色が基調で、おしりには動物の革で出来た腰当てをしているんだけど、そこに北斗七星のシンボルマークの七つの円が刺繍?してあるの。 
雲南省は土地が複雑な形をしているから、30キロ先の村まで行くのが大変だけど、国境なくていいの?!というくらい言葉や、衣装が変わったりするのよ。不思議ね!
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