先週の連休で夫婦で京都へ行ってきました。
結婚10周年記念なので子供達は実家でお留守番です。
新幹線でゆったり小説を読みながら移動なんて、それだけでも大人な旅気分です。
今回はとにかく、ゆったり、のんびり、欲張らない、をテーマに、
その結果?京都なのに一度もお寺で大好きな仏像を見るという事のない、珍しい旅行になりました。
自宅も引っ越して、まだ片付け中のせいか、2人とも建築とか、
住宅というものに興味があって、人の家ばかり見てきました(笑)
まず、駒井家住宅 こちらは昭和初期に建てられた学者さんの私邸です。
まだ着物の時代にここまで西洋風の暮らしをしていたのかと思うと不思議で、
広ーいリビングのダイニングテーブルで毎日どんな食事をしたのかしら? なんていろいろ想像してしまいます。
キッチンも雑然とはしていましたが、(使っているのかな?)照明、家電以外当時のままだそうで!
何と言うモダンな棚! 手前カウンターの上の丸い板は大理石でパンやお菓子の生地を練ったそうです。
立ったままアイロンがかけられる収納アイロン台や、洗濯脱水マシーンもあり!(←洗濯板の時代です)
動線に無駄がなく、ちょっとした収納やドアノブにも遊び心あふれる素敵な住宅でした。
さぁて、、、タクシーも通らないようなので、最寄り駅まで疎水沿いを散歩していると、
これはこれは、、、大胆な漆喰ぬりの(笑)可愛らしい家。
こちらは古い一般の集合住宅でしたが、懐かしい気がしてちょっと入り口まで失礼してしまいました。
ウクレレ教室の音がのんきに聞こえて、あれ、、、?ここはドラマで見たかな?なんだかお目にかかるのが初めてじゃない気分です。
こうなると住人にも興味がわいてきますねぇ~
途中、河井寛次郎記念館という、大正~昭和にかけて活躍した陶芸家の私邸兼、工房に少し寄り、
1日目の宿泊先、祇園の円山公園内にある長楽館へ。
ここは1日6組、12歳以下は宿泊できないので、記念日向きのホテル。
明治の頃、煙草で財を成した村井吉兵衛さんの別邸だそうです。(別邸って、、、)
今日見た個人邸宅としては一番の規模でした。
内部は和洋折衷建築で、最上階は表にはわからないけれど格天井の和室、茶室、があり。
2階までは完全なヨーロッパスタイル。ホテル客室は最近のオープンでとてもモダンなお部屋、
階層によってタイムトリップするような気分です。
夕食はこの右のお部屋でフレンチでした。
美味しいし!給仕の方のお話が面白くて、色んなタイミングも絶妙!合うお酒をスマートに勧められると、
美味しいの?そんなに美味しいの?!と、確かめたくなって、たくさん飲んでしまったので
モーレツに良い気分で爆睡でした。
今日は、洋の一日で締めくくり、
明日は和の予定です。
続く。
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