つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

美の巨人:サグラダファミリア

2011-09-21 08:22:30 | 日記

先週の美の巨人を見てとても感動しました。
特集内容は、建築家アントニオガウディ作 サグラダファミリア。
バルセロナにある、あのとんがりコーンです。
生きてるうちに叶うか分からないけれど、私の夢の1つに、この建築の完成を見たい!!というものがあります。

学生の頃、ガウディ建築を見るためにスペインを旅をしたことがあるのですが
見るだけでも鳥肌が立つくらいだったのに、

自分は正面玄関を見ていて、聖堂を建築中なのだという大きな勘違いに
現地の完成予想図面で気づき、その壮大なプランに大きな大きなショックを受けました。
見ていた壮大な門は、聖堂の両翼、左右の出入り口だったのです。。。!!

それがテレビで見るかぎり聖堂内部も出来始めて、工事がかなり進んでいて嬉しくなりました。

今回テレビで新たに知ったのは、
巨大な鐘楼(とんがりコーン)の中に無数の鐘が吊るされ、聖堂内のオルガンと連動するようで
他の鐘楼でも打楽器、、ピアノの音が奏でられるそう。
聖堂内では聖歌隊の歌。
町に音楽が降り注ぐのですって!!

すでに音響実験の模型も出来ている。
(ちなみに彼は設計図はひかず、縮小模型を膨大な量で制作したそう)
1926年に交通事故でなくなるのですが、100年近く前の話です。
この壮大なプランの実現に向けて、今もその模型をもとに地道に工事が進んでいる。
スゴい話じゃないですか?!

計画が生き続けているって。
ガウディは無くなる直前に、職人さん達を集めて『諸君、明日はもっと良いものをつくろう』と言ったそう。

現在の石切チームの部長さんは、『納期はない。完璧な仕事をするだけ』
と言っていました。 

たしか、国からの援助は無くて、入場料でまかなってると聞いた記憶があるので、
職人さん達の現実の生活も気になる所ですが、
夢のようなその言葉、心に残りました。

写真は1997年。旅行中に撮ったもの。
工事現場、まだ聖堂は出来ていません。
作業工程の記録写真になりますね!!

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