台風だから映画

先日の台風の日、一人で映画見てきました。
可哀想に、娘の楽しみにしていた幼稚園のお泊まり保育の日でしたが、サイテー最悪の天気。。。

スケジュールを大幅に変更して、幼稚園の保育の方は決行しましたが。
楽しみにしていた、母親達のスケジュールの方も完全に振り回されてしまいました。
とりあえず保育園に息子を預けて、帰りの動き方の心配しながら電車に乗りましたが、
電車に座ったらドッと疲れを感じて（笑）

本当は渋谷の映画館で焼き直しされた、『赤い靴』という昔のバレエ映画を見るつもりだったのですが、
頭使わないでみる３D映画『マイティ・ソー』　というアメコミ×神話みたいな映画に変更。
観客たった３人の映画館で、メガネかけて、プリッツをポーリポリ食べながらお気楽な感じで。　
へへっ、結構楽しんじゃったよ。

で、本当は夜に、仲良しで集まって子供たちを寝かせてから～
ダラダラ朝まで飲んだり食べたり、映画見たりしよう！って話になってたんだけど、、、
皆さんテンションだだ落ちで、なんだか疲れていて
結局来れる人で軽く飲んで、寝る時間には清く解散！！になりました。

降るならちゃんと降りやがれ！
と少々天気に腹を立てながら、静かに一人仕切り直し。
１缶あけて、またポリポリしながら
『ノルウェーの森』見ました。

まず、原作をちゃんと読んでないので（何度かチャレンジしても退屈で読めなかったの。。。若すぎたのかな？）
たいそうな事言えませんが、、、

映像は美しかった。それからセリフも美しい。
時々一時停止しながら、こんな部屋良いわねぇ。なんて空間にうっとりしました。
性描写もあれはあれであり。

印象的な映画ではあるけれど、多分、いろいろ肝心な説明も足りないんだろうなぁ。と想像。
菊地凛子演ずる直子の狂気は感じるけど、２０歳という設定の時点でリアルに見えない。
村上春樹の原作が好きな人は薄っぺらいというから、どれほど素晴らしい作品なのか
もう一度本を読んでみようかしら？
という気になりました。

そんなこんなで、台風のせいですっかり映画の１日になってしまいました。
翌日娘が元気に帰って来ると、いつもの生活にもどり
ちょっぴり寂しそうだった息子も嬉しそうでしたが、
和やかなのは最初の１時間。

喧嘩が始まりすっかりいつも通りでございます。