《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

「ここにいらっしゃる一見普通のオジさん、実は昔、花火職人だったのでーす」「ハハハハ」「オイ和弘、

2006年10月24日 22時51分01秒 | Weblog
ありゃ、日ハムがまた勝ちましたね。
地元ファンの力ですね。道民の皆さん、おめでとう、そしてありがとう。
しかしそうすると、やはり私は遠いお空のお星様に?
なってしまうの?


『ペテン師と詐欺師』満を持してマチネに行ってきました。
ハプニングが2つ有りました。

ひとつ目。
ローレンスとフレディが出会う食堂車のシーン

あっ、ネタバレ有りますよ。


貴婦人の気を引くため人参を投げるじゃないですか。
今日はあのとき、人参が折れちゃって、
その折れた人参をフレディが本当に食べていました。
皮は吐き出していましたが。
あれ、本物の人参だったんですね。


ふたつめ。
クリスティーンがスープの鍋(サーバー?正式名が分からない)をフレディの太股の上にこぼしてしまうシーンで、
勢い余って鍋がホテル室内のセットの外まで
転がって行ってしまった。
クリスティーン役の奥菜恵さんが
素にもどって、取りに行こうかどうしようか
迷った一瞬があって、
その表情が本当にかわいらしかった。
目に焼き付いて離れない。

さてここで問題です。、奥菜さんはどうしたでしょうか。


休演中に音響の調整をしたのか、
たまたま今日の席がよかったからのか、
原因はよく分かりませんが、
今日はお芝居全体を通して、
歌もセリフも聴きやすかったなあ。
その、これまでにないほど音響ばっちりだった今日、
奥菜さん、「リヴィエラ万歳!」を大外ししちゃった。
まあ、ドンマイ。
せっかくここのところ歌に関するバッシングが
下火になっていたのに…、ドンマイ。

ラストの正体を現したあとのシーンはこれまで見た中では
最高でした。素晴らしい出来。

あとは「リヴィエラ万歳!」だけですよ。ガンバ!
あれ、難しい曲なんでしょう、たぶん。

でも大丈夫。信じている。

【愛の比喩は「脚」】
信頼はつま先よ つま先は脚へと続く
いまはまだ もぞもぞと 靴下の中だけど
私くじけないわ Love is your legs


まだ一部歌詞がアヤフヤ。
お前の脳年齢いくつだよ?と突っ込まれそうですが、
奥菜さんの登場しているときは精神がトランス状態で、
歌詞もセリフも頭に入ってこないのです。

なんでサントラ出ないんだろ?
何?ああ、分かったよ。分かったから!
ミュージカル原理主義者は黙ってろ!