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2月10日(金)午前10時から本庄総合公園で平成28年度 埼玉県特別機動援助隊(埼玉SMART)合同訓練が行われ、私も児玉郡市広域市町村圏組合議員として視察させていただきました。
埼玉県特別機動援助隊(埼玉SMART)は消防本部の機動救助隊、埼玉DMAT(災害派遣医療チーム)及び埼玉県防災航空隊で編成されており、平成18年に創設されました。
この訓練は、大規模災害等による埼玉県内の被害を最小限にするため、埼玉県特別機動援助隊設置要綱及び埼玉県下消防相互応援協定に基づいて実施する実践的な訓練を通し、埼玉県、消防機関及び医療機関の円滑な連携強化を図ることを目的としています。(配布資料より)
訓練は本庄市内のJR高崎線秩父街道踏切において乗用車と普通列車が衝突をして列車前3両が脱線、乗用車は大破し、停車中の乗用車及びマイクロバスが巻き込まれ多数の負傷者が発生しているという設定のもと、行われました。
はじめに児玉郡市広域消防本部が出動、近隣の消防本部へ応援要請、地域代表消防機関に埼玉県下消防相互応援協定に基づく第1要請、知事に埼玉県特別機動援助隊の出動要請という流れで訓練は進みました。
その後、知事が代表消防機関(さいたま市消防局)に機動援助隊の出動を指示し、埼玉DMAT登録機関に埼玉DMATの出動要請を行いました。
各消防本部(局)から応援出動。
埼玉県防災航空隊も上空から現場の状況把握、負傷者の搬送にあたりました。
カッターを使用して車両のドアを切断。
負傷された方々を救出。
列車車両内部でも懸命な救出活動。
大破した乗用車も工具を使用して屋根やドアが取り外されます。
マイクロバスからも次々に負傷者が救出されます。
埼玉DMAT登録機関の医療チームも到着しました。
救出された方々の治療の優先順位を決めるためのトリアージが行われます。
多数の負傷者が発生したために応急救護所が設置され、応急処置及び負傷者の病院搬送が行われました。(負傷者役には看護専門学校の学生さんが協力して下さいました)
各消防本部から駆けつけた救助車両。
風が強く、大変寒い中でありましたが多くの関係者の皆様のご協力により、素晴らしい合同訓練となりました。ありがとうございました、また、大変お疲れ様でした。
また、一般の見学場所には多野藤岡広域消防の方々が大勢視察に訪れていました。県単位での連携はもちろん重要ですが、県境である我が地域においては、多野藤岡、高碕、佐波伊勢崎などの群馬県側との連携・協力体制というのも構築していく必要があると改めて感じました。
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