上里町議会議員 納谷克俊 『変革のチャレンジャ-』活動日誌

50歳、町議会議員が上里町の情勢や、関連団体、所属団体の活動内容を報告します!

児玉郡町議会議員後期研修会が行われました

2013-02-06 13:23:42 | その他

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2月5日(火)午後2時から、神川町役場2F会議室で平成24年度児玉郡町議会議員後期研修会が行われました。

研修はテレビ番組などでも活躍されている防災システム研究所所長の山村武彦氏を講師に「地域の防災と危機管理について」というテーマで講演いただきました。

山村氏は新潟地震でのボランティア活動を契機に研究所を設立され、以来現場主義を掲げて150カ所以上の災害現地調査を実施されている実践的防災・危機管理対策の第一人者であり、講演内容は自らの経験をもとにした実践的な話で、とてもわたりわかりやすい内容でした。

中でも防災危機管理における優先順位の決め方として、結果の重大性で判断することの意義や、それらを地域防災計画に反映させることの重要性について建て前ではなく本音のお話が聞くことができました。上里町でも地域防災計画の改訂を進めている時期であり、講演にもあったように「フレーム型」の計画から「フットワーク型」へと改めていく必要性を強く感じました。

また、議員の役目として住民への防災意識の啓発、平時における防災民度の向上が求められるなど、私たち議員がとるべき行動についても具体的な事例を示しながら説明され、参加者一同あらためて災害に対する日々の備え、訓練の必要性を痛感致しました。

 

講演の中の「遠水は近火を救わず」「逃げる防災から闘う戦う防災」という言葉が強く印象に残りました。地域の防災と危機管理においては行政だけではなく、自助・近所(防災隣組)・共助・自主防災の各レベルにおいても防災数値目標の設定など、具体的な目標をたてること、そしてなによりもほどよい距離感で近隣住民の方々に関心を持つことが大切であると感じました。