コロナ禍が3年にもわたって、
今朝、金木犀の花芽見つけた。夏も終わりだね。
ただ出歩く事が少なくなっていたが、
少し落ち着いてきたような感じがして
町を歩いていると空き地が増えたことに気づく。
うちの子供達が小さかった頃、夕方になると賑わっていた駄菓子屋さん。私の母くらいのおばあさんが経営していたが、亡くなって数年…更地になっていた。
昔ながらに店先に布団を積んでいた、布団屋さんも無くなって、「あれ?どの当たりだったっけ?」という感じ。
昔よく子供を診てもらった町医者の先生の所も看板が降ろされて…しん…と、静まり返っていた。
あの頃30代だった私が還暦を過ぎたんだから…しょうがないな。そうだろうな。
このところ、何を見ても、何を聞いても妙に寂しくなる。
もう戻らない思い出ばかり思い出してる。
あの頃私を支えてくれた大勢の人達の多くはもう皆、逝ってしまった。
街の姿が変わる。
これはずっとずっと繰り返されて来たことなのだろうけど。
今朝、金木犀の花芽見つけた。夏も終わりだね。