Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

人生って…徒労?

2018-05-12 22:40:59 | ゴスペル
ううっ、さ…寒いっっという朝が続いたこの頃。
今年は余りの暑さに4月中旬早々に衣替えをしてしまい、GWにはすっかり暖房機も片付けて、ついでに扇風機なぞ引っ張り出して置いたりしていたもんだから慌てたわ。寝具も「冷んやり涼感 さらさら敷きパッド」なんぞにしてしまったものだから寝ていて薄ら寒い。
なんなのよー(/ _ ; )って感じ。


GWに、友人達と久々に会い、がら空きの都会を散歩した。場所は霞ヶ関。駅でいうと虎ノ門界隈。
ところどころ飲食店は開いてはいるが、居るのはちらほらとこの連休中も仕事をしているらしき人たちと、外国人観光客。
日頃、仕事でこの界隈によく来る友人が言うには、普段は人が溢れかえっており、このがら空きは新鮮なようだ。混雑する観光地なんかより返って気持ち良く、新緑が美しい。


友人達2人は、とうとう結婚せずにこの歳まできた人達である。しかし、どちらも高い資格を持ち、会社を経営する才能溢れた人達だ。私はと言えば、ごく平凡に結婚して子供を産み育て、ただ家業として自営業をして居る身。
人間、無い物ねだりが性分なようで、上部だけを見ている範疇では、お互いの生き方が興味深く、羨ましい部分もあるようだ。
しかし、私の方の人生はほぼ結果が出ており、人から羨ましがられる筋合いはないようなもの。
自分の親不孝は棚に上げ、思うようには育たなかった息子どもを嘆き、一生懸命支えてきた商売も、世情の変化について行けず、いつも風前の灯のごときもの。

結婚を選ばず、子供も居ない彼女らには、選ばなかった別の場所を生きる私が、どうその目に映るかわからないが、人それぞれ生きる道の違いにただお互い、嘆息するのみ。


「私は最近思うのだが、人生ってそもそも…徒労?」と私。
寅さんじゃないが、全員が「それをいっちゃあ、お終めぇよう!」って空気になった。
やっぱ、そうなのねー。
人生って徒労なのだ。


しかし、
その徒労には意味がある。
徒労をして初めて知る、ということがあるのだ。
そして、
そもそもそれを学ぶために我々は生まれて来ているのかも知れ ない。
いつの回だか「下手な考え休むに似たり」でも書いたが、我々は、「悩む」ほどのモノでもないらしい。
確かに、今日、思いなやんだからとて、明日、生きているのかすら、分からない儚いものなのだ。

25:「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。 26:空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。27:あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。 28:なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、 注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。29:しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。30:今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。 31:だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。32:それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。 33:何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。34:だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」マタイによる福音書25〜34章



今、目の前に有る生活を生きよう。
目の前にある人に愛を捧げよう。
そして明日は生きているかも分からない身なのだ。

私は、今日、目の前にいる人に、「美味しい食事」を捧げよう。それが、私の出来る精一杯の生活の証なのだ。