Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

NO MUSIC NO LIFE 🎸🎸その2

2017-03-21 20:01:35 | 音楽
昨晩の100年インタビューを見て観た。
小田和正さん曰く
「ファンの人はオリジナルに近い形で聴きたいわけだから、その期待は裏切りたくない。キーを下げなきゃ歌えなくなったら、潔く身を引くのがいいなって、ぼんやり思ってるんだけど…」
今年の9月に古希(70歳)を迎えるんですって!凄いっ!見事な美声です。いつまで歌えるのか、いつまでも、歌っていて欲しいものです。

いろんな考え方がある。
歳をとって、枯れた味わいが増す…ということもあるだろう。歳を重ねた事により歌詞の意味がより深く伝わる…ということもあるだろう。
しかし、技巧的な意味だけで価値を問うならこの肉体的な老いに抗って続けるには物理的に難しいことになる。

お金を取って人に披露するからには、聴くに堪えるものではなくてはならない…であろうから、ミュージシャンは自分の限界の訪れにどの様な気持ちを抱くのか。

聴く側はどうか?私自身はそれでも聴きたい。
昔から好きだったミュージシャンがどのように熟成してゆくのかを見届けたい想いがある。

それとはまた別に、いつまでも聴きたいし観たいから、多少の事はNO PROBLEM ‼︎で〜すという太っ腹なところもある。人間だもの。ミュージシャンだって。

2014.のストーンズの来日東京ドーム初日。
キースはメタメタだった。どーしたんだろ?コリャおかしいぜ?イントロが何の曲やらわからない…、PAの故障?と疑うくらい。でもミックは平然と何事も無かったかのようにライブを続ける。さすが百戦練磨。キャリアは並じゃない。
後から聞いたら、キースはかなり具合が悪かったらしい。どうりで中央のミニステージの方までなかなか出てこないし、そのうちミックも曲の終わりを間違えるし
それで笑っちゃって、ま、いっか、みたいな顔するし。でも、スリリングで生々しいステージだった!コテコテに組み上げたキッチリ計算された今迄のファッショナブルなストーンズのステージではなく、歳をとって、それが返って原点に戻ったみたいな、生身を感じるステージだったよ。歳をとってこういう風になれるって凄い、それでもまだ続けるんだよ、という意気込みが凄いと感じた。
だって、NO MUSIC NO LIFE
やめたら何してりゃいいんだよ!