
秋の日の雑感ーーリーダーなき世界をどう生きるか
万のことは、月見るにこそ慰むものなれ。 或る人の、「月ばかりおもしろきものはあらじ」といひしに、またひとり、「露こそあはれなれ」と争ひしこそをかしけれ。 折にふれば、何かはあは...

「愚者礼賛」--年をとるとわかってくること
歳をとると、「鈍くなる」のが自然だ。 まず記憶力がそうだし、体力も衰える。ある程度やむを得ない。 このところ心掛けていること。「無理をしない」「無精をしない」「無駄をしない」 ...

気骨ある人物に出会えた悦びーー立教大学特任教授平嶋彰英さん
安倍政権で「忖度しなかった」と言われる人がいる。(朝日新聞) 元総務官僚の平嶋彰英さん。 菅官房長官肝いりのふるさと納税に異を唱え、左遷されたとされる。 ふるさと納税の問題点...

植物の持つ不思議な力ーー虫はどんな花の色が好きなのか?
虫たちには好みの花の色があるという。蝶は赤い花が好きだ。 蝶は長いストローを伸ばして花から蜜を吸う。 飛翔能力が高い蝶は大量の花粉を遠くまで運ぶことが可能だ。 ...

歳をとるとなぜ1年が早く感じるのか?
歳をとるとともに、1年が段々と早く感じるようになる。 老化のせいだろうと半分あきらめ気味だが、福岡伸一さんの「動的平衡」を読んで納得した。 タンパク質の新陳代謝速度が、体内時計...

この世でやりたいことを全部やるーーー「寂聴97歳の遺言より」
瀬戸内寂聴さんほどやりたいことを全部やって来た人はいないと思う。 「どうせ、いつかみんな死んでいく。だからね、せっかくこの世に生まれてきたら、この世でやりたいことを全部やった方が...

親しい人の前で配偶者をどう呼ぶか?
朝日新聞の調査によると、60代以上では男性は「家内」、女性は「主人」と呼ぶケースが多い。 20~40代は、男性が「嫁」、女性が「旦那」が多い。 50代は両方の年代に挟まれている...

なぜか今年もオオウバユリが咲いた
オオウバユリはユリ科の多年草で、7年ほどかけて花を1度だけ咲かせる。 昨年はかなり見事な花を咲かせた。 今年はもう見ることはないと思っていたらまた花を咲かせた。ちょっとした喜び...

老いて増す楽しみーーー好きなことに打ち込めることだろうか
自分の好きなことを職業にしている人は幸せだと思う。 大部分の人は「好きなこと」を封印して生活のために仕事に就く。 私もその口だが、リタイア後は自然に近いところで自由気ままに生き...

万葉集の好きな歌を楽しむ
今日は新聞休刊日だ。 それで中西進編著の「万葉集の詩性(ポエジー)」を読む。 亀山郁夫さんの「万葉集とわたし」が読みやすかった。感性が似ているのかもしれない。 東(ひむがし)...