＜ゴンドラ＞サンマルコ広場から、観光客だらけの人の波にのまれながら、リアルト橋へ。こちらも人がたくさん。しかし、リアルト橋から見える運河の風景は、とても美しかった。何枚も写真を撮り、橋のそばにあるベネチアンマスクのお店を見ながら、散策した。ゴンドラに乗りたかったが、ゴンドラに乗るには、ちょっとしたネゴシエーションが必要らしく（そうでないとぼられてしまう）、どうしようかと思案していた。事前に調べた情報によると、リアルト橋やサンマルコ広場といった有名な観光地のそばの乗り場よりは、ちょっと奥まった市場あたりのほうが良心的なゴンドリエが多いということらしかったので、リアルト橋から少し離れたところで、値段交渉。値段は決められた価格があり、時間で調整するようだった。ルートと所要時間を聞いて、まあ納得できたので、さっそく乗せてもらった。乗り込むと、まずはカメラを貸してと言って、ばしばしと写真を撮ってくれた。そして出発。運河から奥まった水路へ入っていくと、町の喧騒はまったく感じられず、これが同じベネチアかと疑いたくなるような静寂。その水路を２０分程度、くるっとまわり、また運河へ出て、リアルト橋のそばに行き、写真撮影タイムを取ってくれて終了。だいたい４０分近く。料金は一艘あたりなので、貸切で乗ったので、ちょっと高かったが、とても満足できた。４人家族くらいで乗れば、ひとりあたりの料金はまあ妥当かなという感じだ。本当に乗ってよかった。
＜買い物、食事＞ゴンドラを降り、主人が目をつけていたベネチアンマスクを買いに、リアルト橋そばのお店へ行った。もう一度、何軒かを見てまわったが、最初に目をつけていたものを購入した。「日本までもって帰るから、ちゃんとパッケージしてね」と頼んだが、かなりラフな感じで、これでスーツケースに入れても大丈夫と言って渡された。ほんとに大丈夫？買い物も済み、お腹も空いていたので、まだ１７時をちょっとまわったところだったが、食事をすることに。呼び込みをしていたお店で、パスタと飲み物を注文した。主人はビールを飲みたいといい、「ｂｉｇか、ｓｍａｌｌか」と聞かれ、ｂｉｇを注文したが、とんでもなく大きなビール（ちょっとしたピッチャーレベル）が出てきた。いったい、いくらなんだとちょっと不安がよぎった。私は、グラスワインを注文。パスタも、ごく普通に美味しかった。結局、ビールは１６ユーロくらいだったかな？食事を済ませて、リアルト橋に戻ったが、まだ日没までは時間がありそう。ほんとうは、夕焼けに染まる大運河をリアルト橋から見たかったのだが、ちょっと待ってられないなということで、帰ることにした。
＜ジュデッカ島へ＞ホテルのシャトルボートで帰ろうと、サンマルコ広場まで歩いて戻った。サンマルコ広場から船着場に行くまで路上に出ている露天のようなお店で、またお土産ものを物色。そして、私は絵を買った。水路を描いたもので、売っている女性に「あなたが描いたの？」と聞いたところ、お母さんが描いたということだった。サンマルコ広場からヒルトンホテル前の船着場まで、ヒルトンのシャトルボートで移動。１９時くらいには、ホテルに戻った。時差ぼけのせいか、移動の疲れか、本日も早めの就寝。
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