飽きたらごめんね。

目標400字

百万年の孤独

2019-07-11 06:43:23 | 音楽夜話
 
萩尾望都は10月は黄昏の国から
入った。私はこのウは宇宙船のウから
入った。高校1年の夏休みちょっと前だった。
まあ、宿題せずに読みふけってた。
中でも、霧笛にはぐっと来た。
わずか10数ページの短編だがこれ以上
切ない小説を私は知らない。
100万年の孤独。霧笛の音を仲間の呼び声と
思い海の底からやってくる生物。
悲しい話だ。
後年 日本のポケット・モンスターの
一話で同じエピソードの作品があった。
分かる親にはわかっただろうね。
ああ、霧笛へのオマージュなのか。
レイ・ブラッドベリへのリスペクトなのかとね。
夏休みの宿題は できなかった。
この本を何回も読んでいたのでね。
クリスティのイエロー・リバー
マンゴ・ジェリーの曲とかラジオでは
よくかかっていた。
でも、この短編集にあうアルバムといえば
デビッド・ボウイのスペース・オデティでは
ないかな。
トム少佐が出てきても不思議はないよ。