西側にある「西のアザナ」と東側にある「東のアザナ」です。
このパノラマ写真は西のアザナです。
(組み合わせがいささかずれていますがご勘弁を・・・)
東のアザナは現在工事中であり未完成です。
右側の写真が那覇市の北側で、左側の写真が那覇市の南側であり、左端に空港が位置しております。
空港の右側には慶良間諸島が横たわっていますが天気のいい日には、はっきり、くっきりと見えます。
ウチナーグチ(沖縄方言)で「ケラマー、ミーユシガ、マチゲーミイラン」という言葉がありますが、 これは「慶良間は見えるがマツゲは見えない」という言葉であり、すなわち「灯台下暮らし」の意味があるんですね~
つまり、はるか彼方の慶良間諸島は見えるのに自分のマツゲは見えないという諺なんですよ。 面白い表現でしょう???
慶良間諸島といえばあの「マリリンに会いたい」という題名で映画化された、雄犬シロが阿嘉島と座間味島の間の3km?に及ぶ海峡を泳いで渡って隣の座間味島に住む雌犬マリリンに会いにいく実話が有名です。
残念ながらその犬は死んでしまいましたが、子犬が成長して子孫は残っているようです。
あと有名なのはクジラがウォッチングできることですね。
那覇港からフェリーで約30分で行ける距離ですから日帰りができます。
海の美しさは最高ですよ!(熱帯魚とともに泳げます)
お薦めの観光地です。
さて、本題からずいぶん外れてしまいましたが、たまにはこういうのもいいでしょう!
ということで首里城に戻ります。
それでは首里城の城壁をアップしますのでしばらくご覧あれ!
ところでウチナー(沖縄)には「城」のつく地名、名字が多いことをご存じでしたか?
ウチナーグチ(沖縄方言)では「城」と書いて「グスク」あるいは「グシク」と発音します。
例えば「金城」→カナグスク、「玉城」→タマグスク、「大城」→ウフグスク、「豊見城」→トミグスクといった感じです。
これらの語源はウチナー(沖縄)の各地に残る「城跡」なんですね~
沖縄本島だけでも「城跡」は200ヶ所以上あるといわれているんですよ!
ウチナー(沖縄)の城は10世紀以降に築かれたようですがもともとは集落の支配者である按司(アジ)と呼ばれる人達の住居として築かれたものが権力争いのために城壁を築く形に変化したのですね。
14世紀頃のウチナー(沖縄)は三山時代と呼ばれ本島は北山、中山、南山の3つに分割されていました。
これをひとつにまとめた、いわゆる三山統一(1429年・国内的な琉球王国成立)を実現したのが当時の琉球王国を支配した第一尚氏の王様、尚巴志だったのです。
その後、第一尚氏から第二尚氏へと王位が引き継がれていったワケですね~
さて、そろそろ紙面が尽きてきました。
次回は最終回にしたいのですが・・・・・・
さて、どうなることやら???
アンシェーヤ!(それでは!)