沖縄あれこれ情報ブログ

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アカバナー

2005年06月06日 23時41分33秒 | 日記・エッセイ・コラム
さて、これは何でしょうか?
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んん? なにやら神秘的な雰囲気が漂っていますよネ~??

ヒントはこれです。
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そうです。 これは英語ではハイビスカス、日本語では仏葬華(仏桑華)、ウチナーグチ(沖縄方言)ではアカバナー(赤花)といいます。 ウチナーグチ(沖縄方言)ではアカバナではなく、アカバナーと語尾をのばします。

正解はこちら!
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実はこれはなんのことはないハイビスカスティーだったんですネ~。。。

ちょっとしたお遊びでした!

失礼しました・・・・・。。。

世の中、視点をちょっと変えてみると思わぬ発見があるんですよネ~。。。

このハイビスカス、というよりもこちらウチナー(沖縄)では仏葬華あるいはアカバナー(赤花)といったほうがなじみやすいのですがそもそも縁起の悪い花なんですヨ~・・・・。

ウチナー(沖縄)では仏葬華のことを別名、後生花(グソーバナ)ともいうんです。

後生(グソー)とはつまりあの世のことなんですヨ~・・・・・・ということは後生花(グソーバナ)--->あの世の花なんです。 こちらウチナー(沖縄)ではお墓の花なんですネ~。。。

今でこそハイビスカスなんてハイカラなネーミングで呼ばれていますが、私が子供の頃はアカバナーとしかいわなかったんです。(仏葬華というよりも)

ところで前回ペリー提督のことを記事に書きましたが、やはりあの当時の彼らの目にもしっかりと捉えられていたんですネ~・・・・。。。

なんとそれは水彩画として現在にも残されていたのです。

しかも驚くことにはハイビスカス以外の呼び名として仏葬華でもなく、はたまたアカバナーでもない言葉が残されていたのです。

それは・・・・・・・・・「龍吐珠」--->英語では Dragon Mouth Pearl ---> つまり直訳すると 「龍の口の真珠」 という表現が使われているんですネ~・・・・。。。。
  
ビックリでしょう!

なぜ龍の口の真珠なのか???

それは謎です???

おそらくあの当時のペリー提督一行の目にはその形容がそうイメージさせたのかも知れませんネ。

しかし人の見る目によって色々なイメージが浮かぶというのは面白いことであり、すごく興味のあることですよネ~・・・。。。

みなさん!あなたの身の回りのものをちょっと視点を変えて眺めて見て下さい。

ほら、そこには思わぬ発見が!!???


アンシェーヤー!(それでは!)