~1990年3月タヒチ旅行・出発まで~
先日テレビを見ていたら、タヒチのボラボラ島が映っていて、
「懐かしい」という気持ちと、あの海は変わらず美しいのか?と
感慨にふけってしまいました。
20年近く前の思い出話・・・振り返ってみようと思います。
1990年の1月、寒いスキー場で「南の島へ行きたい」と思い立ち、
友人のクミちゃんも話に乗ってくれたので、
春休みに行こうと計画を立てました。
できればトランジットなしで、寒い日本から南半球へという希望の元、
その前年にタヒチまで直行便が就航され始めたのをCMで見ていたので、
タヒチ行きを第1候補としました。
他に天国に一番近い島「ニューカレドニア」というのも考えましたが、
ブームに乗っているようでNGだね・・・と考えが一致。
ちょっとマニアックに鹿児島空港から「ナウル」に直行便が出ている、
という情報もあったのですが、少し前に就航取りやめになったらしい
・・・というホントだかガセだかわからない話も出たり・・・。
現在のように情報がすぐに得られる時代ではなかったので、
とりあえずタヒチまでの航空券がお手頃価格で手に入るのか、
など(あまりに高ければあきらめなくてはならないので)、調べて、
結果、タヒチ往復の3週間オープンチケットを比較的安く見つけることで
出発が決まりました。
当時、タヒチは滞在30日以内ならビザは必要なかったので、
3週間オープンチケットがぴったりでした。
飛行機が定刻で発つことができない場合がよくあるので、余裕を持つためにです。
もうちょっと長くいられれば、色々な島を巡ることもできたのかもしれませんが、
その分お金もかかるしねぇ。
バブル時代とはいえ、学生でバイトに汗水たらしていた我々は
リッチな旅などできません。
海外旅行自体がリッチと言えばそのとおりですが、
就職すれば長期の旅はまず無理だと考え、
学生にはお金はなくとも、時間はある(なら勉強せい・・)ので、
今のうちに・・・という気持ちが強かったのです。
海外旅行も人生経験とすれば、きっと糧になることでしょう。
出発まで、東京のタヒチ観光局に行ってみたり、
チリ領イースター島にも行く為、チリ国営航空のオフィスに行ったり・・・
その間大学のレポート提出や後期試験もあったはずですが、
心は春休みに飛んでおりました ~続く~