長野県中野市の方には大変失礼なことですが、
中野市のことを、今まであまり存じ上げませんでした。
娘B(大学4年)は体育大学で、合宿であちこちの地でお世話になっています。
今回、おそらく最後の合宿であろうということで、
思い切って合宿の様子を見てみようと、自分も1泊2日で行ってみることにしました。
11月22日に仕事が終わってから、夜の新幹線で長野に行って泊まり、翌日、合宿地、中野市へ移動するプラン。
一人でも行くつもりでしたが、相方(夫)に聞いてみると、「行く」というお答えだったので、二人で。
さて、長野駅から中野市までは、長野電鉄で4、50分くらいです。
長野電鉄は関東地方の列車の車両を再利用しているみたいなので、
我々が乗った特急列車は昔のロマンスカーのようでした。
ちなみに、4両編成で、乗客が数名だったかもしれません。
先頭が窓の「展望席」に座って、すごく贅沢な時をいただきました。特急料金はプラス100円
(すみません、ちょっとだけ乗り鉄なもので。)
この日は、長野市周辺は曇天で、長野電鉄沿線から見える山の上の方は雪が降って白っぽくなっていましたが、
下の方は黄色と緑で、自然の美しさも感じました。
自分が住んでいる神奈川は、山が遠くて・・・関東平野がいかに広いか。
信州中野駅着。そこから体育館までは路線バスでのんびりと10分くらい。
体育館では・・・合宿の練習、真っ最中でした。
練習は、「集団行動」という、隊列を変換したり、行進したりする演技です。
(テレビでもたまに取り上げられてますから、ご存知の方もいるかもしれませんね)
娘Bはなんだかんだで、4年間集団行動に参加しています。
実際に練習を見るのは今回が初めてです。
大学生にもなって、親が子の練習を見に行くなんて、親バカだと思って今までいたけれど、
4年間頑張ってきたものを見ないでいるのも惜しい気がして(もともと、スポーツ観戦は大好きなわけで・・・)、
思い切って、参観に行ったわけですが、
同じ思いの保護者の方が以外にも多かったらしく、保護者の方とも挨拶を交わすことが出来ました。
練習は・・・なんだか、感動して、数回涙ぐんでしまった。ホント、親バカだなぁ。
練習は公開されているので、地元の方たちも見に来てくれています。
中野市の方だけでなく、今まで各地で見に来てくれた方にも、お礼を言いたいです。
演技本番は何度か見に行っていますが、
練習であっても、真剣、緊張感・・・これらを感じて、本番以上の感動を得ました。
午前中、約2時間、飽きることなく堪能させていただきました。
ところで中野市は唱歌「ふるさと」の地だそうです。
今回、他の保護者の方たちは車で来ていたようです(東京から4時間くらい)。
我が家では相方は運転しないし、自分も鉄道に乗るのが好きなので電車とバスで来ました。
帰りはちょうどよいバスがなかったので、駅までてくてく歩いたけれど、それはそれで楽しい。
合宿の感動を語りながら、帰途につきました。