さて、トミックスのHGシリーズと並行して販売された鉄コレ103系の仙石線と東海の各更新車。
簡単にまとめてみようと思います。
まずクモハの正面
東海色の正面ルーバーふさぎ板はしっかりとモールドで再現。
マイクロは印刷、KATOはルーバーが開いた状態なので正式再現は初ですね。
一方の仙石色も前面強化と標識灯かけ、撤去された栓受けを再現。
103系の前面強化完成品で再現されたのもおそらくはじめてのはず。
また、注目すべきは行き先表示窓の位置。
少しわかりにくいですが仙石線は電動幕の位置、東海色の方は手動幕の位置になっています。
続いて側面
仙石線はドアボタン、行き先表示機装備
東海色はドアレール点検蓋が再現されています。
さらに、仙石色はユニットサッシ外側の角が丸く、一方の東海色は角ばっているという所まで再現されています。
この辺のこだわりはさすがです。
今回の製品化で割と気になっていたモハ102。
当初のイラストでは両者とも同じ物が書かれていましたが、結論から言うと仙石色は210kVAのMG、東海色はインバーターがちゃんと再現されています。
東海色のインバーターをアップで。
一応写真で見るものと同じ形が再現されているようです。
西日本車と比べてかなりでかいですね。
この違いに関連して妻面の冷房電源板の有無も再現されています。
最後にクハ
こちらも大体クモハと同じ、両者とも500番台車なのでジャンパ線受けはもともとありません。
その他
モハ102以外の床下機器は色以外は共通。
クーラーは仙石線がAU75G、東海はAU711といづれも既出の物。
塗装は個体差がありまちまち。一応私が購入したものはそのままでも特に難はないかなといったところでした。
以上、参考までに
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