瀬戸内(たまに大阪)鉄道雑記帳

管理人はね、転向してしまったんだ。

西日本地域外に残る銅製通勤車

2011-06-29 20:22:28 | 103系
京葉線の201系が引退したことで東日本の銅製通勤電車は消滅寸前となっています。

その中で現在も西日本地域外に残る銅製通勤電車(基本的に101系~201系)の現状をまとめてみます。

(ここ数年以内に解体されたものも一部含みます。また情報の出所が不確かなものもありますのでそのあたりご了承ください。)

101系

クモハ101-902
鉄道博物館内に保存されている。当然状態は最良だが撮影は場所的に難しい。


クモハ101-171
大井工場内で入れ替え車として使われていたが、同じく保存されていた旧型国電や205系の中間車とともに2008年の秋ごろ解体された。

クモハ100-189
三重県松阪市内のカラオケ店で利用されていた。2003年ごろまでに解体済み。

クモハ100-802
クモハ101-171と同様大井工場内で入れ替え車として利用されていた。2008年の秋ごろに解体。

モハ100-1014
仙台港の変電所付近の資材置き場に車体のみ置かれていた。東日本大震災による津波で内陸に流された写真が週刊誌に掲載された。現在はおそらく解体済みと思われる。また同所にはモハ101-1011もあったようだが、こちらはすでに解体されていた。

103系
クハ103-1
趣旨から外れるが、鉄道ファン誌に保存を前提に協議中であると掲載された。

クハ103-99
東京国立の鉄道総合技術研究所で使用されていた。解体されたという説が濃厚だが真相は不明。

クハ103-713
鉄道博物館内にカットモデルとして保存されている。当初は1両丸々保存の予定だったようだが、搬入直前に約3分の1の状態になってしまった。
状態は良好。


クハ103-525
東京の東芝府中工場で利用されている。
が術するクモハ103-58と同様の塗装であったが、現在はオレンジ色に塗りなおされている。しかし痛んでいた外板に簡単な補修(あるいは無修繕)で塗装をしているため状態は微妙。
また機械的にはモハ102相当のものに改造されている。


クハ103-560
埼玉県内の幼稚園で保存されていた。非冷房で正面のグリルが残るなど極めて原型に近かったが、2007年ごろまでに撤去されている。

クモハ103-18
美濃太田車両所ないにて保管されている。状態は極めて悪い。最近はシートがかぶせられたが博物館行きの車両から漏れたこともあり今後解体されてしまう可能性が高い。



113系阪和色・・・

2011-06-28 19:33:54 | JR西日本
いよいよ正式に引退が発表されてしまいましたね。

私の見た新聞は阪和色車のことを書いてましたが、おそらくカフェオレを含めたすべての113系が
置き換えられるでしょう。


写真は3月、環状線からの転入車が来たころのもの。
デカ目と5027のユニットが引退してからはあまりとりに行かなくなってました。

デカ目ことクハ111-5500といえば、去年の吹田工場祭りでモーター展示のところの解説写真に使われてた


これは同車でしょうか?
時期的にその可能性が高いと思うのですが、確信がありません。
というか、この車両は解体されたのでしょうか?いまだに情報がないので。

他にも

こんな怪しいものが置いてあったりしましたが。


話が若干それました。
新聞には引退後も他の支社で走るとあります。
順当にいくと未更新車は直接下関、リニュ車は京都へ行き玉突きで京都の未更新車が下関へ、と考えられます。

どう動くか注目ですね。


続いて今日の阪和線

先日故障したクモハ103-2505の編成、復帰してました。
またクハ103-63~610は予定通り昨日廃車回送されたようです。


東の私鉄103系

2011-06-24 19:50:47 | 東日本
東日本地域に残っていた最後の国鉄型鋼製車の201系がとうとう長野に回送されましたね。

そんな中首都圏に今も残る私鉄版103系こと東武8000系について以前のゴールデンウィークの時の写真をアップしたいと思います。



ゴールデンウィーク最終日の5月5日私は東京についてすぐ池袋へ向かいました。
目的はここ最近数を減らしつつある東武8000系でした。

というのが、東京へ行っても場所や時間の関係で東武電車に乗ることが少なかった上8000系については遭遇の機会が少なく、写真は

りょうもう号の車内から取ったこんな写真と北千住で撮ったフィルムのもの数枚しかありません。
また原型顔に遭遇したのは後にも先にもこれだけということで、8000系の撮影を目的としながらも内心は、最後の原型顔となった8111Fの撮影をしに向かったわけです。

池袋に着いて、ホームに上がった直後に

8177Fが発車していきました。
この時、着いて一発目の車両が8000系だったので、この分だとだいぶ撮れそうだな、と思っていました。

がそう甘くはなく、しばらく待っても来るのは9000~50000までの目的外のものばかり。
結局8177Fの発車から20分ほどしてやっと

次の編成が。

しかし、この編成の発車後はまた8000系が来ず、時間的にも限界だったので次の目的地へ向かうために山手線ホームへ上がりました。



すると山手線ホームから見える線路に8000系が。
結局原型顔はおろか電球ライト車すら取れなかった。次に来るときには原型顔はもうないんだろうな、と思い東武ホームのほうを見ていると・・・。



!!!!!!!!!

何と来ちゃいましたww


ついでに奥がbeforeで手前がafterです。




ホームに入るとそこには現状一本のみとなった原型顔が。
隣を走るJRの車両はすでに変わり、また同型列で更新を受けた車両ですらも急激に数を減らしていく中、これが残っているのはまさに奇跡でしょう。


コレ以前の形式の標準であった三角形に配置されたジャンパ栓受けもこの車両に残るのみです。

またこの車両の方向幕はLEDではない、というのもうれしいところです。
というのが、この記事の一番初めにあげた原型顔車のように同じ初期更新車の中でも方向幕がLEDになってる車両がいたのです。そんな中でこの車が幕で残ったというのもまた奇跡ではないでしょうか。


原型顔と更新顔の連結面。
以前は普通に見られたであろうこの光景ももはやこの編成だけです。

また反対側に連結されている更新車もヘッドライトが電球で残っています。




そうするうちに発車していきました。
その編成美は鋼製車の長編成自体が少なくなった今、まさに私鉄の103と呼ぶにふさわしいものでした。

以前どっかの駅で見てから、ずっと撮りたかったこの車両。
願わくば一度乗車してみたいものですが、残念なことにデッドマン装置に関連した工事等の影響でおそらく今月中の廃車説が濃厚、それを切り抜けたとしても2012年のATC切り替えに現状では対応ができないため、この編成を含めた8000系自体がそれまでに撤退ということになります。

東に残った103系の分身、願わくばイベント用に残してほしいものですがこちらも先行きは厳しそうです。




時に東の201は・・・。

2011-06-14 19:20:07 | 東日本
こっちでは103系が徐々に数を減らす一方、東の201系はいよいよ完全引退のようですね。



初めてこれを意識して取ったのは去年のゴールデンウィークでした。

それ以前にも取ったことには取ったのですが、ほんとにテキトーな写真だったので今回は上げません。

この時は中央線の201系がいよいよという状態で、京葉線にもデブE233の配置が決定したころだったので、取りに行きました。



が、このころはデジカメを使いだしたばかりで、こんな写真しか残っていません。

ついでに下の写真は53番編成です。

その後も東京を通るたびに乗ろうと思ったのですが、時間の都合でかなわず結局次に見たのは一年後、北長野の廃車置き場でした。



この時点では2編成がいましたが、そのうち1編成は部品の取り外し中でした。

ライトを取り外した後に総武線時代の黄色が見えています。

もう一本は無架線地帯に分割された状態で置いてありました。



この編成はK52編成だったと思います。



奥の解体線にも一両いました。

この時は原型をとどめていた両編成も今ではすでに解体されたと聞きます。

そして残っていた一本もついに引退。

あとはクハ201-1の処遇次第といったところでしょうか。


103系廃車回送

2011-06-09 16:10:49 | 103系
6月9日、103系のJ409編成とJ410編成が下関へ向けて廃車回送されました。

私は初め、回送されるのはK614編成にサハを組み込んだ8連かJ409とJ410の8連ではないかと思ってましたが、まさか2月に出場したばかりのJ409編成を廃車にするとは思いもよりませんでした。



まずは向日町。
まだどの編成かは気付いてませんでした。

大阪

普段は入らない大阪駅。
環状の103との並びを期待しましたがかなわず。
ここで初めて編成の全貌を知りました。




これら8両にとって最後の大阪です。


大久保へ


ケツ切れましたが入線の写真。



右の車両は出場後まだそんなに経ってないので?まだまだ使えそうですが・・・。

ちなみにこの編成でももれなく連結面のライトつけてましたw



実はここで写真を取った後姫路へ行く予定だったんですが、乗る予定の列車が運休になったのでここで見送ることにしました。



編成全体。
ここでは完全に逆光になってしまいます。

ここで新快速や貨物等の通過を待った後、



発車していきました。

まさか近ヒネ表示車がねえ・・・。

また、クハ103-609の廃車を持ってクハ103の500番台車は2両が残るのみとなりました。


おまけ

腐っても103系



とか言ってたらほんとに腐ってますがw

魔改造が施された上、謎のラッピングを施された加古川線専用車。

こちらは当分残りそうですね。