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瀬戸内(たまに大阪)鉄道雑記帳

管理人はね、転向してしまったんだ。

2020年8月の幡生工場

2020-08-11 14:30:58 | JR西日本
何もかもが久しぶりですが、先日幡生の様子を見に行けたのでその時の様子を



まず、2019年3月のダイヤ改正以降も岡山に転属して運用入りしていたL-16およびL-17編成ですが、L-16編成は8月3日に、L-17編成は8月6日にそれぞれ下関へ送られ、いずれも幡生へ入場しました。



岡山地区では相変わらず車両不足が続いているようですが、L-17編成の回送時に「さよなら115系L編成」の表示が掲出されたようなので、この2本は廃車で確定のようです。
この2編成の廃車で115系から2000番台の区分は消滅となりました・・・。



私が見た時点では両編成は並べて留置されており、すでにL-16編成は内装の解体が始まっているようでした。

L-16編成についてはモハ115の姿が、少なくとも屋外には見当たりませんでした。

幡生には故障が続いた末に無動力で入場となったオカD-10編成がいるようなので、そちらへの部品供出等が行われているのかもしれません。


そのほかには105系が複数確認できました





この時には、本線寄りにK-03およびK-04編成のクモハ(とクモヤ145-1102)





横にK-05編成の2両と、その間にU-09編成クモハと思われる車両をつないだ3両編成

L編成と隣接した位置にはU-09編成のクハとU-08編成と思われる編成

計8両が確認できました。

またには最近解体されたと思われる残骸がありましたが、K-03またはK-04編成のクハではないかと思われます。

以上です

山陽本線全線復旧後の車両の動き

2018-10-22 18:53:28 | JR西日本
ご無沙汰しております(n回目)

前回の記事以降、山陽地区の鉄道の復旧は進み(紆余曲折ありましたが)10月13日をもって豪雨以来100日ぶりに全線がつながりました。

それに伴い先週は車両の動きが激しかったため、簡単にまとめておきます。

もともと山陽本線の復旧は15日の予定だったため、車両に動きが出たのは、当初予定で試運転が行えるようになる14日からでした。


10月14日

まず広島からR-01編成とL-04編成が下関に向かいました。

両編成とも9月までは岡山エリアで使用されていた編成で、サンフレッチェラッピングのL-04編成は10月6日に故障を起こしたのち運用を離脱していました。

それと入れ替わりに、岡山のD-23編成とD-06編成が下関から岡山へ返却されました。



D-23編成は西条に取り残されたのち白市~下関間復旧後に入場していたもので、D-06編成は下関で取り残されていた編成です。


10月15日

下関からオカA-12編成とD-19編成が岡山に返却されました。



A-12編成はD-23編成とともに西条に取り残されていた編成で、D-19編成は夏の間下関に留置されていました。



全車再塗装がされていましたが、気になったのはA-12編成上り方のクハ115-1083の床下。

水タンクなし、カセット式汚物タンクありという形態は以前からでしょうか?

一応あげておきます。



またこの日は網干から下関に向けて221系A16編成が回送されました。

関西方面からの回送列車が広島を通るのは大概夜なので、未更新の221系が明るい時間帯の広島エリアを通るというのは今回が初めてのはずです。




この日はさらに、227系A03編成が下関から広島に回送されました。

この編成はどのタイミングで下関に入ったのか不明ですが、台車と一部機器がきれいになっていました。

現在は運用復帰しています。


10月16日

福塩線内に取り残されていたキハ120-324と326が府中から福山経由で広島に回送されました。



逆向きでは体質改善工事施工後、下関に閉じ込められていた221系A19編成が下関から網干へ



113系のP-14編成とP-03編成が下関から岡山へそれぞれ返却されました。

113系のうち、夏の間下関にいたP-03編成は車体全体と台車等が全塗装された状態、一方のP-14編成はトイレタンクの交換などが行われたのみのようでした。

また両編成とも正面は白幕、モハ113には方向幕が入れられてましたがこれらは運用入り前に黄色板で塞がれると思われます。


10月17日

10月上旬から広島駅6番線に留置されていたL-12編成とL-21編成が下関へ向かいました。



これらの車両は先に下関へ向かった8両とともにすぐに幡生へは入らず、L-12編成以外は今も下関に置いたまま?な様子。

一応L-21編成の離脱により、下関所属の115系30N車でLED表示の編成が消滅しています。


10月18日



岡山のD-13編成とA-15編成が下関へ。これらは普通に検査を受けてくると思われます。


10月19日



10月11日まで運転された、山陰本線迂回貨物列車で使用されたDD51 1804が北九州から吹田へ運ばれました。

この機関車はその後21日に所属先の愛知機関区に戻ったようです。とりあえずお疲れさまでした。



また10月16日に広島に到着した227系A55編成とS33編成の試運転が開始されました。


10月21日



下関所属のDE10 1076が岡山へ向かいました。

定期検査のためと思われますが、一応復旧後初の運転ということであげておきます。



ここまでが復旧後14日から1週間の動きですが、本日もいろいろと動きがあったようで



特に一番のニュースはC-13編成がL-12編成とともに下関から幡生へ回送されたことでしょう。

先週も一時運用をはずれるなどしていましたが、21日の3333Mで下関到着後にC-21編成と差し変わる形で運用を外れ、本日入場したとのこと。

とうとうこの時が来たか、という感じです。

これまでも度々引退のうわさが立っては消えを繰り返していた同編成ですが、今回ばかりは復活は絶望的でしょうか・・・。

クハ115-608が除籍されると直流近郊型から非ユニット窓の車両が消滅することになり、同時に広島地区の目玉であった変型クハが完全に消えることになります。

一応岡山の115系300番台や下関のR編成などの未更新車や改造番台車自体は残るものの、趣味的な車両の流れとしては一旦の大きな区切りとなりそうです。


また広島のP-07編成と岡山の117系E-07編成が下関へ向かったようです。

前者は岡山転用工事、後者は検査に伴う入場目的と思われます。


以上です

八本松駅の仮設ホーム・ほか

2018-08-06 20:04:55 | JR西日本
平成30年7月豪雨からあっという間に一か月が経過しました。

豪雨後は先日の台風12号以外まったく降雨のない日が続いており、それはそれでまた別の不安要素があるわけですが、

鉄道に関しては晴天続きのおかげで復旧作業が順調に進み、復旧予定が当初から一か月前倒しされました。

同時に盆明けから山陽本線と呉線の離島区間でも暫定的な運転を行うことになりましたが、それに向けた準備の進む八本松駅の様子を見ることができました。



八本松駅は中線のある構造で直接折り返しができないため、上り本線上に仮設ホームを組み、中線で折り返すことになるようです。



仮設のホームは見たところ3両分で、両端に柵が建てられていることからおそらくこれ以上の延伸はなさそう。


東広島市内に取り残された車両は227系3連5本と115系岡山車の4連、3連各1本の計7編成。

このうち「メンテナンスの容易なインバーター制御車」ではなく、通電に一か月以上のブランクという不安要素のある115系はおそらく使用されないでしょう。

227系の3連5本で瀬野八の復旧見込みまでの一か月間を乗り切るとすれば、単純計算で1編成を1週間使用+予備1本となるので帳尻が合います。

また同時に白市~三原間で代替バスを運行開始するようなので、鉄道復旧に合わせて現在の山陽本線各駅~東広島駅間のバスを減らすのだろうというのは想像がつきますが・・・。

しかしバスの始発をを西条駅発に一本化したりすれば、確実に列車はパンクするでしょう。

あるいは新幹線代行を中止し、三原~白市・八本松~瀬野(海田市?)をバスにするのか?とも考えられますが、ただでさえ瀬野~八本松ではバスによる代替などまともに機能しないことは2年前の脱線翌日の様子を見ても明らかなこと・・・。

もしかすると今設置されたホームは業務用で、反対側に営業用の別ホームを作るのかもしれません。

とりあえずもう少し詳しい予定が発表されるまでは、妄想はこのくらいで・・・。




一方呉線では8月2日から坂駅までの運行が再開し、連絡バスの運行は広~坂間に短縮されましたが、こちらでは相変わらず関西系のバスが見られます。

区間の短縮や、中国JRバスでは代替用の車両ねん出のために定期運行の高速バスを一部中止していたりするにもかかわらず、依然遠方からの車両調達が必要なあたりバス事情も厳しいようです。

これに関連してなのかどうかはわかりませんが



4月1日以降広島市内から姿を消していた中国JRバスのツーステップ路線バスが再びみられるようになっています。

広島22ナンバーなので、予備車を引っ張り出してきたのでしょうか?

一応紹介しておきます。




また広島周辺のJR線も大きく見れば離れ小島状態なわけですが、岩国~柳井間で使用されている115系N編成が交番検査と汚物抜き取りのために広島に姿を見せるようになっています。

岩国~広島間は往復回送になっていますが、本数の少ない現状、どうせ運転するなら単独でも併結でも営業に入れればいいのに・・・。


以上です

西条駅に取り残された車両群

2018-07-17 19:27:26 | JR西日本
平成30年7月豪雨から1週間が経過しましたが、交通網に関しては山陽道の復旧で一応の物流は確保されたものの、

鉄道に関してはいまだ復旧見込みが立たない箇所が多々あり、被害の大きさを目の当たりにさせられます。


私自身も先週はバタバタといろんなものに降り回されていましたがそんな中で、西条の電留線を見にいけたのでその時の様子を。




当初より大雨が予想された7月6日は昼過ぎに各線の運転が打ち切られましたが、当然ながら翌日の始発に充当予定の車両は確保されていました。

西条駅には通常、227系の8連と6連が各1本と115系岡山車の7連1本が夜間停泊します。



写真は西条駅上り始発に充当予定だった岡山車7連のD-23+A-12編成。

岡山所属の編成同士で幌がつながっていないのはこの列車ならではです。




その後ろには227系2本も止まっています。

本線よりにはA28編成を含む6連。真ん中の線にはA24編成が留置されていました。

A24編成のほうは何両になっているのか確認できませんでしたが、おそらく5両編成で、本来は白市からA25編成を回送して8連にする予定だったのではないかと思います。




白市駅のA25編成を含めたこれらの車両は東広島市内に取り残される形となってしまいました。

当初はかつての阪急電車のように、離島区間の中でも相互に利用の多い白市~西条だけでも電車を走らせるのでは?と思いましたが、

今週に入って白市・西高屋~東広島駅間の連絡バスの運行が始まったことから、その可能性は低そうです。


この辺りは白市や西高屋も含め信号機は全て消灯し、踏切も遮断機が下りた状態(=電源が入っていない)で遮断棒は外されているので、電気設備に重大な損傷があるのかもしれません。

(ちなみに三原~本郷間では踏切遮断棒は、見た範囲では通常の上がった状態でした。)


今後の路線の復旧具合とともにこれらの車両がどのように扱われるのかや、逆に岡山管内で運用に入っている下関所属の115系の動きなどが気になるところです。


以下余談

今週はほとんどの学校が終業式を迎えるようなので、電車不通区間の朝ラッシュ時の混雑は多少はましになるでしょうが、しかしそうなると怖いのは夏休み明け。

今日の新聞では呉線の海田市~坂間の運行を、学校が始まる9月をめどに再開させる予定だとありましたが、最近の学校は8月最終週あたりから始まっているのでは・・・?

しかも先週は豪雨後の安全確認や交通事情を考慮して休校としたところも多かったようで、仮にそうした学校群も含めて一斉に再開した場合・・・。

いやな予感しかしません。


余談2

山陽本線の長期不通により、山陽区間を通過する貨物列車はトラックか船舶での代替輸送が行われることになりました。

そこで気になるのは、北九州から全国に向けて出荷されていた鉄道用ロングレールのこと。

あれは船舶で運べるのでしょうか?もし運べないとなると、全国的に影響が出てきそうで少々心配です。


以上です

2018年7月7日の白市駅

2018-07-08 21:52:35 | JR西日本
近くを通りがかったので様子を見てきました。




目立ったのは駅東側にある大西踏切の南側斜面が崩れていること。



崩壊は線路の真下には達していないようですが、道床スレスレまで及んでいます。




また2番ホームにはパン下げ状態の227系。



車両はA25編成でした。

東広島の山陽本線は東西の線路被害により分断されているわけですが、この編成(と西条にも入庫車?)を使って区間運転とかするでしょうか?


とりあえず見たままでした。