おいみず亭 Family & Friends

美味しい食べ物と知的好奇心、そして楽しい仲間!!

雨の土曜日

2008-01-13 10:19:09 | 最近見た映画
雨の土曜日。
長女は、雨のため部活中止で家にいます。
次女も、午前中は授業ですが、雨のためこれまた部活中止で早く帰って来ました。
ということで、めずらしく家族4人揃った土曜日。
家族揃って撮りためていた、映画なぞを見ていました。

「チャーリーとチョコレート工場」
金曜日にテレビから録画したのを、ちょっとだけ残っていたウォンカのチョコレートを食べながら見ていました。
ティム・バートン+ジョニー・デップ+ロアルド・ダール。
ロアルド・ダールって、昔々テレビで「ロアルド・ダール劇場」とかいう、ロアルド・ダール作品をドラマ化した番組を何回か見たくらいで、本を読んだことありませんでした。
その番組で観たドラマは、なんだかシニカルというかダークな感じで、ちっとコワイ感じがありました。
改めて映画を見ると、やっぱりコワイですね。
セルロイドの人形が燃えて、目玉がぽろりと落ちるシーンとか、それを見てウォンかが無邪気に喜ぶところとか。
行儀の悪い子どもたちが、次々と「バチ」が当たるように消えていくとか・・・
でも、最後に、これはおとなが子どもたちに肩って聞かせる昔話のようなものなんだな、と落すとして締めくくります。

「のだめカンタービレ」
「チャーリー」に続いて、先週録画した「のだめカンタービレ」のヨーロッパ編後半を見ました。
ロアルド・ダールのダークな笑から一転、スラプスティックな笑へ。
でも、後半はのだめが苦しみながらもリサイタルデビューする話なので、道化役に回っていた前半の方が大笑いできたように思います。
夜中に放送していたアニメ版は時々見ていたのですが、ドラマ版は時間の関係で殆ど見ていませんでした。
正月の再放送も、箱根駅伝のウラだったので見逃しました。
ということで、ドラマ版見たのは初めてに近いのですが、細かいところまで凝った造りになっていますね。
のだめの服装とか、コミック版と見比べてみたくなりました。
これ、録画してからまだ1週間しか経ってないんですね。
なんだか、正月がずっと前のことのように思えました。

「バブルへGO」
締めくくりは、夜放送されてた「バブルへGO」
「あかるーいナショナル」とか「ひかる、ひかる東芝」とか、電機メーカーのCMって結構記憶に残っていますよね。
日立グループというと「このー木何の木、気になる木」なんですが、これはイメージソングなので社名があからさまに出てきません。
実際、うちの子どもたちは小さい頃「世界不思議発見」の最後に流れるこの歌を「世界不思議発見のエンドテーマ」として認識していたようです。
家の中を見回しても日立製品て使ってないし・・・子どもたちが「日立」を知らなかったのも無理ないかもしれませんね。
そんな日立製作所協賛のこの映画、日立のドラム式洗濯機がタイムマシーンとなって、17年前の世界への入り口となります。
映画としては、タイムスリップ+パラレルワールドもののSFと考えて・・・いいのかな?
ま、そんなこと考えなくてもいいのか、この映画は。
17年前のファッションや風俗を、懐かしいと思うか、それこそバブルに浮かれた一次の夢と見るか・・・
ま、そんなことも考えなくてもいいのか、この映画は。
バブルは、弾けてこそバブル。
バブルが弾けないように、将来のことをキチンと考えていれば、今頃は・・・
ま、そんなことも考えなくてもいいのか、この映画は。
じゃ、なんなんだ、この映画は!?




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