プラネタリウムが好きです。
子どもたちが小さい頃、あちこちのプラネタリウムに良く行きました。別に、天文ファンという訳じゃないのですが・・・。八ケ岳まで星を見に行ったり(でも雨でした)、渋谷の五島プラネタリウムが閉館するときの特別上映にも行きました。CMで有名なメガスターが日本未来科学館で上映するということで見に行ったり(でも、時間が合わなくて入れなかった・・・)もしました。
メガスターへの憧れが捨て切れず、ホームスターを買ってしまいました。
そんなプラネタリウム熱に惹かれて購入したのがこの「The Equatorial Stars 」。2005年発表。アルバムタイトル「赤道の星たち」が示すように、収められた各曲は星の名前が付けられています。
フリップ&イーノとしては「Evening Star」から30年ぶり。という事で、発売当時、ちょょっと話題になっていました。
フリップ&イーノといえば、ギター(フリッパトロニクス)とシンセサイザーのコラボレーション。ロックにテクノロジーの最先端技術を導入して、その境界を拡張しようという模索。30年前にはそういう使命感をもって活動していたような気がしますが、30年前と今とはかなり事情が違ってきています。クリムゾンのライブ見ていても、サウンドスケープは既に完成した楽器として扱われています。今更コラボレーションしても・・・という気持ち半分、でもあえて今またコラボレーションした意味がなにかあるに違いない、と購入したのがたぶん2005年。で、やっと今ごろ聞いています。
内容はと言うと、静寂、静寂、そして静寂。
全編ゆったりとしたリズムと、フリップ&イーノが作り出す静けさにつつまれた作品。プラネタリウムのBGMに最適。最近は、会社帰りの電車の中で、疲れを癒すために聞く事が多くなりました。
各曲に付けられた星の名前。いったいどんな星なのかと調べていたら、nobumassaさんのサイトに、詳しい説明が乗っているのを発見しました。
どうも、かならずしも赤道上に見える星とは限らないようです。
4曲目のLupus。まるでフェードらの頃のタンジェリンののようなキラキラとした音。これはサウンドスケープの音でしょうか。もはや、どれがギターの音で、どれがキーボードの音かなんていう区別は不要です。
6曲目のAltair。日本では七夕で有名な牽牛星ですね。ここでは、フリップのギターが静かにリズムを刻みます。アルバム中、最ものリズミカルな曲なりですが、それでもやはり静かに、そして永遠の過去と未来に繋がるかのように時間がゆっくりと流れていきます。
今回のフリップとイーノのコラボレーション、二人でなにか新しい事を始めよう、という意気込みよりは、30年前の活動の総括のように聞こえました。
[The Equatorial Stars]
1. Meissa
2. Lyra
3. Tarazed
4. Lupus
5. Ankaa
6. Altair
7. Terebellum
[関連リンク]
メガスター http://www.megastar-net.com/
日本未来科学館 http://www.miraikan.jst.go.jp/
ホームスター http://www.segatoys.co.jp/homestar/
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子どもたちが小さい頃、あちこちのプラネタリウムに良く行きました。別に、天文ファンという訳じゃないのですが・・・。八ケ岳まで星を見に行ったり(でも雨でした)、渋谷の五島プラネタリウムが閉館するときの特別上映にも行きました。CMで有名なメガスターが日本未来科学館で上映するということで見に行ったり(でも、時間が合わなくて入れなかった・・・)もしました。
メガスターへの憧れが捨て切れず、ホームスターを買ってしまいました。
そんなプラネタリウム熱に惹かれて購入したのがこの「The Equatorial Stars 」。2005年発表。アルバムタイトル「赤道の星たち」が示すように、収められた各曲は星の名前が付けられています。
フリップ&イーノとしては「Evening Star」から30年ぶり。という事で、発売当時、ちょょっと話題になっていました。
フリップ&イーノといえば、ギター(フリッパトロニクス)とシンセサイザーのコラボレーション。ロックにテクノロジーの最先端技術を導入して、その境界を拡張しようという模索。30年前にはそういう使命感をもって活動していたような気がしますが、30年前と今とはかなり事情が違ってきています。クリムゾンのライブ見ていても、サウンドスケープは既に完成した楽器として扱われています。今更コラボレーションしても・・・という気持ち半分、でもあえて今またコラボレーションした意味がなにかあるに違いない、と購入したのがたぶん2005年。で、やっと今ごろ聞いています。
内容はと言うと、静寂、静寂、そして静寂。
全編ゆったりとしたリズムと、フリップ&イーノが作り出す静けさにつつまれた作品。プラネタリウムのBGMに最適。最近は、会社帰りの電車の中で、疲れを癒すために聞く事が多くなりました。
各曲に付けられた星の名前。いったいどんな星なのかと調べていたら、nobumassaさんのサイトに、詳しい説明が乗っているのを発見しました。
どうも、かならずしも赤道上に見える星とは限らないようです。
4曲目のLupus。まるでフェードらの頃のタンジェリンののようなキラキラとした音。これはサウンドスケープの音でしょうか。もはや、どれがギターの音で、どれがキーボードの音かなんていう区別は不要です。
6曲目のAltair。日本では七夕で有名な牽牛星ですね。ここでは、フリップのギターが静かにリズムを刻みます。アルバム中、最ものリズミカルな曲なりですが、それでもやはり静かに、そして永遠の過去と未来に繋がるかのように時間がゆっくりと流れていきます。
今回のフリップとイーノのコラボレーション、二人でなにか新しい事を始めよう、という意気込みよりは、30年前の活動の総括のように聞こえました。
[The Equatorial Stars]
1. Meissa
2. Lyra
3. Tarazed
4. Lupus
5. Ankaa
6. Altair
7. Terebellum
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