おいみず亭 Family & Friends

美味しい食べ物と知的好奇心、そして楽しい仲間!!

出会ったことば

2008-05-31 15:07:48 | シンクロ
「ただ生きたいと思うだけではなくて、さらにその上に別の力、
たとえば。限りない富とか、
絶対の安全とか、
不死とか、
そういうものを求めるようになったら、その時、
人間の願望は欲望に変るのだ。

そして、もしも知識がその欲望と手を結んだら、
その時こそ、邪なるものが立ち上がる。

そうなると、この世の均衡はゆるぎ、
破滅へと大きく傾いていくのだよ。」
--ゲド戦記「さいはての島へ」より。

読みかけのまま放置していたゲド戦記。
約1年ぶりに続きを読み始めました。
その中の一節。

ダライ・ラマの「抱くことば」にあった
「全てには限界があります。
 なにごとも極限を超えてしまうと良いことがおこりません」
ということばを思い出しました。



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雨の日にあう意外な曲。かも。

2008-05-31 03:34:34 | 最近聞いた音楽
今日も雨の中、打ち合わせのため、小田急線。
BGMはグレートフル・デッドの「Live Dead」。

20分を越える大作「Dark Star」で始まるライブ。
ゆるーい、ゆるーい演奏が、なんだかのんびりとした気分にさせてくれます。
デッドのライブなんて、みんな紫の煙で飛んでしまってたんだろうなぁ。

光降り注ぐカリフォルニアの野外ステージで、解放感に浸りながら聞くと、また格別なのでしょうが、
静かにゆったり揺さぶられる感じが、雨の日の午後にもピッタリ嵌ります。

ただし! 「さて、仕事やるぞ」という元気は出ないので、仕事の合間の移動時間には不向きかも。

Brainwashed / George Harrisonへの道(12)

2008-05-27 03:18:21 | ケータイからの投稿
ジェフ・リンとダニー・ハリスンによる、ジョージへのオマージュ


[Brainwashed]
1. Any Road
2. Vatican Blues (Last Saturday Night)
3. Pisces Fish
4. Looking for My Life
5. Rising Sun
6. Marwa Blues
7. Stuck Inside a Cloud
8. Run So Far
9. Never Get Over You
10. Between the Devil and the Deep Blue Sea
11. Rocking Chair in Hawaii
12. Brainwashed

GWのころに日比谷公園を歩いていた時に、キラキラと輝く新緑を見ながら頭に中に流れていたのは、このアルバムの曲。
新緑の季節に持って来いの音。
ということで、もっと早く紹介したかったのですが、5月も終わろうという今になって、やとレビューすることが出来ました。

ジョージがコツコツと録音していたこのアルバムが発表されたのは、ジョージが亡くなった後。
もとELOで、朋友のジェフ・リンと、ジョージの息子ダニーのプロデュースにより本作が生まれました。
ジョージの遺作であり、かつ、冒頭にも書いたように、残された者たちによるオマージュ。
今までのジョージの作品が、殆どセルフプロデュースだったため、ジェフ・リンとダニーがどのようにジョージを料理しているのか、不安でもあり、楽しみでもありました。

プロデュースの方法についても、いろいろな考えがあるでしょうが、作品が「他人の目」によって再構築されることによって、ますます本来の姿を現すこともあると思います。
それは、制作する側の大将に対する理解の深さによるものだと思います。
ジェフ・リンが、それを外すわけがありません。
(多分)全編、ジェフ・リンが想像する理想的なジョージ音楽に仕上げられていると思います。
そういう意味で、とてもジョージ・ハリスン的な作品です。
どの曲をとっても、ああ、ジョージらしいなぁ、って感じます。

アルバムを通して聞いて、心に引っ掛かったのは、まずは3曲目。
やっぱり、ジョージはミディアムテンポの曲が似合うのでしょうか、アップテンポな1曲目、ブルースっぽい2曲目に続いてこの「Pisces Fish」で、ペースを変えて、ここからジョージ・ハリスン・ワールドが広がります。
そして「Rising Sun」。
このあたり、久しぶりに神様のこと歌った歌じゃないかと思います。
ちょっとばかりインド風のストリングアレンジが施されていて、ジョージの趣味とジェフ・リンのポップさがうまく噛み合った曲だと思います。

続く「Marwa Blues」はインストゥルメンタル。
官能的なギターが、魅力的です。
官能的といっても、サンタナじゃないです。
インド的な、シットリとした趣のある曲です。

そして、出ました「Between the Devil and the Deep Blue Sea」。
ウクレレです。
これはウクレレです。
ジョージのソロで、いつウクレレが表舞台に出てくるか待っていたのですが、ここで出てきました。
シンプルな作りの佳曲です。

このアルバム、発表当時に、レコード屋で試聴したことあります。
その時は、ちょっとクビをひねってしまったのですが、今聞くと、全編ジョージらしい作品ですね。
前述したように、プロデューサーとして、第三者の目が加わったせいじゃないかと思います。

東京では、もう夏の陽射しが近づいてきていますが、風薫る5月に相応しい、ジョージ・ハリスンからのメッセージのようなアルバムです。

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さて、ジョージ・ハリスンへの道も12回目。
あと3枚アルバムが残っていますが、ここでひとまず終了。
「道」シリーズが終わっても、ジョージから離れないように、残りの3枚はまたの機会に紹介するつもりです、





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ウクレレ弦

2008-05-25 03:27:29 | 亭主独白
やっぱり、暑くならないとウクレレっていう気分には、なかなかならないですね。
というイイ訳をしつつ、またまた弦を替えてみました。
弦を張り替えるのが趣味みたいになってしまいました。
練習もしないとなぁ・・・

今まで使っていたAquilaのナイルガット弦。
張ったその日から、音の良さと、弦のテンションの高さが全然違うことに気づきました。
一言で言うと
 音はうちのウクレレにピッタリ
 でも、弦が押さえ難い。

アプローズ+Aquilaだと、ウクレレらしい音、というよりは、オベーションのギターの音、に近い感じ。
音に張りがあり、キラビヤカ。
なのですが、やはりギターの音に近い感じがありました。

それと、弦のテンションが高いのもAquilaの特徴。
最近気が付いたのですが、アプローズのちっちゃなヘッドに付いている華奢なギターペグを止めている木ねじが、弦の張力に負けています。
音は気に入っていたのですが、これは流石に使い続けるのはまずいかな、って思っていました。

そこにとどめを刺したのが、先日立ち寄ったウクレレ屋さんでの試し弾き。
どのウクレレ弾いても「あ、これ弾きやすい」って思ってしまいました。
うちのは、そんなに弾き難いのか!?

ということでAquilaのナイルガット(=ナイロンでできた、ガット弦みたいな弦)とともに興味のあったWorthのフロロカーボン(=釣り糸)のクリアに張り替えました。
(行った店に、たまたまWorthのクリアがあったからなんですけど・・・)

Aquilaに比べて、弦が細いので、ちょっと頼りなく見えます。
張り替えると、Auilaよりも落ち着いた音です。
弦のテンションもきつくなく、弾きやすくなったみたいです。
Aquilaでは、注意して弦を押さえてもビビり音が出ていたのですが、それも無くなったみたいです。

音は、鳴れ根のに時間がかかりそうなので、暫くこの弦を使ってみます。
Worthのフロロカーボンは、4弦セットで1500円位と高い(普通の弦は400~500円程度で売っていました)のですが、ソプラノだと2セット分とれる長さがありました。




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武蔵国分寺

2008-05-24 23:03:07 | 亭主独白
聖武天皇の詔により建立された国分寺。
800年程前に焼け落ちたらしく、これさは金堂の跡。

しばしの間、1300年前に思いを馳せる。

習作

2008-05-23 03:31:41 | 亭主独白
「3月1日の庭」の福寿草を使って遊んでみました。

PhotoshopLEはMac OS9で使えるソフト。
Photoshop Elementsより、操作のダイレクト感があって、好きだったんですけどね。
トーンカーブをグニグニといじると、あっというまに、こんな絵が出来ます。
簡単すぎた分ちょっと遊び過ぎかも。


今のOSで使えるのは、Photoshop Elements。
うちにあるのはVer3という凄い昔のバージョン。
ドーンカーブが無くなっているので、色作るのが大変。
ちょっと、漫画チックになってしまった。



芝生

2008-05-21 00:21:14 | 亭主独白
日曜は、野川公園に行ってきました。

きれいに生えそろった芝生の上を、裸足で歩いていました。
ジャックラッセルテリアとヨークシャーテリアが、挨拶に来てくれました。
残念ながらベルは連れていってなかったんです。

驚いたことに、風に乗って、なのか、味の素スタジアムの歓声と応援の太鼓の音が聞こえてきました。

ブラックミュージックを5枚聞こう(第3回)

2008-05-18 00:48:59 | 最近聞いた音楽
ブラックミュージックを5枚聞く企画の、第3回目はニューオリンズ特集。
ということで、豪華に2枚まとめて聞きました。

言わずもがなですが、ニューオリンズはルイジアナ州最大の都市。
古くは、18世紀フランス領ルイジアナの首府であった港町。
港町とはいえ、ミシシッピ川を140キロも遡ったところにあるそうで、そのあたりの距離感はさすがに大陸的ですね。

港町には、いろいろなものが集ってきます。
フランス領ルイジアナというだけあって、領主国フランスからの移民が、さらにフランス領になる前の領主国スペインの文化の上にフランス風の文化を上乗せし、アフリカからは大量の黒人が奴隷として連れてこられてアメリカ社会の中で故郷アフリカの魂をじわじわと浸透させ、カリブ海からヴードゥー教に代表される黒人文化が入り込む。
そういう風土から生まれたのがクレオール文化と呼ばれるアメリカ南部特有の文化だそうで、実はキッド・クレオール&ザ・ココナッツなんてのが流行っていた頃に初めてこの単語を知りました。

そういうクレオール文化の一端を担ったのが、アフリカからやって来た人たち。
軍隊から払い下げられた楽器を手に取り、毎週コンゴ・スクウェアというところに集って楽曲の披露をしていたそうで、それがニュー・オリンズ・ジャズの始まりと言われています。
そして、ここからミシシッピ川をシカゴまで遡って花開いたのが、シカゴ・ブルース。ですが、今回は、ニュー・オリンズのお話。

Southern Nights/Allen Toussaint
中島美嘉との共演でご存知の形も多い、かもしれません。
アラン・トゥーサンといえば、ニュー・オリンズ音楽を代表するようなプロデューサーであり、ミュージシャン。
ありとあらゆる、といっていいほどのミュージシャンのプロデュースを手がけています。
あの独特なピアノの音、そしてホーンセッション。
アラン・トゥーサンの作り出す音って、そんなイメージがあります。

「Southern Nights」は、1975年の作品。
LP時代のA面にあたる部分では、曲と曲の間にSEとしてサザンナイトの一部が挿入されています。
全体的な流れが「Southern Nights」に向けて集中するような作りになっているみたいです。
そして名曲「Southern Nights」。
アラン・トゥーサンていままで、ゲストプレーヤーとしてピアノ弾いてるところぐらいしか知らない、と思っていたのですが、この曲聞いたことありました。

アメリカ南部のちょっと蒸し暑いような夜の帳の向こうから、静かに流れてくるような印象的なイントロ。
ナイトパーティーの喧騒が、ふと静かになって、トゥーサンの歌声に引き込まれていくようです。

いつ、どこで聞いたのかも忘れていました。
でも、イントロを聴くなり「ああ、この曲がSouthern Nightsだったのか。」と記憶が蘇りました。
名曲には、時間の壁を軽々と飛び越えてしまう不思議な力があります。


[Southern Nights/Allen Toussaint]
1. Last Train
2. Worldwide
3. Back in Baby's Arms
4. Country John
5. Basic Lady
6. Southern Nights
7. You Will Not Lose
8. What Do You Want the Girl to Do?
9. When the Party's Over
10. Cruel Way to Go Down

Yellow Moon/The Nevil Brothers
もう一枚は、アラン・トゥーサンともかかわりのあるネビル・ブラザーズ
長兄Art Nevilleを中心とした、ファミリーバンド。
Yellow Moonは1989年に発表された7枚目のアルバム。
新聞かなにかで紹介されていて、このジャケットになにか惹かれるものがありました。

アラン・トゥーサンが比較的洗練された音作りだったのに対して、ネビル・ブラザーズは、黒人特有のグルーヴ感を押し出した力強い音作り。
ファンクというのではないけれど、なんだか大地にしっかりと根を下ろしたような安心感と、土臭さを感じます。
11曲目の「Healing Chant」なんて、うっかりと癒し系かと思って聞くと大変。
ヴードゥーの魔法にかかりそうです。
8曲目には、しっかりと「VooDoo」なんて曲もありますし。

一方6曲目の「With God on Our Side」では、アーロン・ネビルが。神に導かれ青い空をどこまでも上っていくかのような歌声を聴かせてくれます。

このアルバムはiPodに入れて毎日のように聞いていました。
意外、といっては失礼ですが、初めて聞いたにもかかわらず意外にツボにはまった一枚でした。



[Yellow Moon/The Nevil Brothers]
1. My Blood
2. Yellow Moon
3. Fire and Brimstone
4. Change Is Gonna Come
5. Sister Rosa
6. With God on Our Side
7. Wake Up
8. Voodoo
9. Ballad of Hollis Brown
10. Will the Circle Be Unbroken
11. Healing Chant
12. Wild Injuns





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極楽に咲く花

2008-05-16 23:38:13 | 亭主独白
前回に続いて、この写真。
今回は、この写真をめぐるお話です。

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むかし、カイ・クラウスというにぃちゃんがいました。

以前見た写真のイメージでは、底抜け明るいロックミュージシャンみたいな風ぼう、だったと記憶しています。
ある種、トム・ショルツなんかと似た感じかも。

このにぃちゃん、実はプログラマーで、Photoshopのプラグインとして有名なKai's Power Toolっていうのを作っていました。
かなり、個性的なフィルターで、プログレのジャケットに最適、ってなかんじのフィルターがごろごろしていました。

で、当然、Photshopは高いのでかえなかったのですが、このにぃちゃんの作ったお手ごろ価格の「Kai's Photo Soap 2」というツールがありました。
名前の通り、デジカメで撮った写真のしみを取ったり、赤目を直したり。
つまり、レタッチソフトです。
数千円でかえるものだったので、これを合さて使ってみたことがあります。
Macの漢字Talk7 とか OS9とか、そのころでした。

これがまた、凄いユーザインタフェースもってまして、Appleで決めた標準的な画面デザインは全く違って、個性的。
でも、これが使いやすい。
Photoshopのように範囲を決めてフィルタをかけるのではなく、筆でなぞるとそのフィルタが効くというもの。
ペインターとかがこんなインタフェースかもしれないですね。(使ったことない)

で、彩度調整のスライダーがあるのですが、こいつをちょいとばかり過激に動かすと、もうサイケデリックな色彩の世界。
デジカメ写真が、あっというまにサイケデリックアートに返信。

実は、この蓮の花のレタッチもこのPhoto Soapでおこなっています。
遠い昔、我家のMacのCPUクロック数が11MHzのころのお話です。

件のサイケデリックアートの部分は、水面に映し出された青い空と、ピンクの蓮の花。
イイ感じに、トンだ仕上がりになっていると思います。

そして、葉っぱの緑。
これは、緑色を選択した後に、エアブラシツールで塗っていったもの。
手作業というか、ツールを使いこなしていなかったので、アナログ感たっぷりの作業を行いました。

そんな、すっ飛んだツールを使って、アナログに作ったのがこの写真。
Photo Soapらしい、異次元空間と繋がった、なんだか忘れられない作品なんです。

Adobeって、なんだか、とてもまじめな社風なのでしょうか。
Photo SoapからPhoto Shop LTに乗り換えた時、とっても生真面目なツールだなって思いました。
Photo Shop系のソフト(エレメントとか)は、解説書も沢山あって、少しずつ使いかたにも慣れてきましたが、Photo Soapで作ったこういうサイケ感覚がまだまだせ作り出せません。
Photo SoapがOSXで、使えなくなってしまったのが残念です。

あ、ちなみに、Photo Soapは、個性的な画面デザインが災いしたのか、11MHzMacでは、とても重たくて、ちょっと苛々しながら使っていました。

さて、この写真ですが、
これは、熱川のバナナワニ園で撮った写真です。
いろいろな蓮の花を集めた展示コーナーがあって、ちょうど色とりどりの蓮の花が咲いていました。
そこでしばらく蓮の花見ていたら、
 極楽とは、こういうところか
と、極楽気分を味わうことが出来ました。




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抱くことば

2008-05-13 03:25:52 | 最近読んだ本
先日家族と出かけた時のことです。
電車の中で、ふと、不思議な感覚に襲われました。
「果たして、いったい、どれぐらいの人と繋がっているのだろうか」

家族、親戚、友人、近所の人たち、会社の同僚、ブログ仲間・・・
そういう、目に見える繋がりだけじゃなくて。
例えば、今着ているこの服を作ってくれた人。
服を作る生地を作った人。
生地を作る糸を作った人、その種を蒔いて育てた人。
今朝食べたご飯のお米を作った人。その肥料や農薬を作った人。それを研究した人。

例えば、大きなシーツみたいな布の、一ヶ所をつまんで引っぱり上げると、
そこを頂点にしてシーツが引っぱり上げられるけど、全体としては一枚の布として繋がっている。

たまたま、自分自身を中心にしてみると、自分の周りにいろんな人が繋がっているけど、
シーツを積まむ場所を変えると、一枚のシーツなのに、また別の山が出来る。
別の人を中心に見ると、自分もその繋がりの中のどこかにいる。

シーツの好きなところを何ヶ所も妻見上げると、いくつもの山が出来る。
宇宙、という大きなシーツの中の気になるところを引っぱり上げて、いくつもの山を作る。
マンダラって、宇宙の中のそういう特殊な位置を表したものだ、と聞いたことがあります。
最初からマンダラの形が決まっているのではなくて、見る人の視点によって変っていく宇宙観。ていうのか。
なんだか、その繋がりを感じた時に、マンダラってそういうものなのか、って納得できたような気がしました。

たまたま、その時に読んでいたのが、ダライ・ラマ14世の「抱くことば」という本。
写真と大きな活字出てきた、アフォリズム?
こういう本の作りって、ちょっと苦手なのですが、
時の人、というわけではなくて、ダライ・ラマ猊下は人柄/見た目から伝わる人柄に惹かれて、前から気になっていたもので、つい手に取って読んで見ました。
「人生の目的は、幸せになることである。」
自分だけが過剰な幸せをかき集めないでも幸せに生きる。
難しいですね。
まだ読みかけなので、本の内容については、またいつか。

自己紹介的日記: SFのこと

2008-05-11 12:25:15 | シンクロ
SFって、嫌いだったんですよね。。。
なんだか、ヒロイックファンタジーとか、スペースオペラとか。

最初に嵌ったのが筒井康隆。
「心狸学・社怪学」だったかな。
凄い世界があるものだ・・・と。
まず、筒井康隆に入門してから「ああ、これがSFというものか」と、今考えると、なんちゅうところから入ったんだか。

その後、日本人ものでは、半村良を少し読んで、SFじゃないけど安部公房に嵌っていました。

海外物では、サンリオSF文庫なんていうのが創刊されて、いろいろなパターンのSFを読むことができました。
デックとかディッシュに出会ったのもサンリオSF文庫でした。
ドアーズの名前の起源となったハックスリーの「知覚の扉」とか、入っていたような気がします。読んでないけど。

以下、読み返してみたい作品を、リストしてみます。
(挫折した作品も含みます)

「ソラリス」レム
「地球の長い午後」オールディス
「デューン/砂の惑星」ハーバート
「電気羊はアンドロイドの夢を見るか?か」デック
「流れよ我が涙と警官は言った」ディック
「ヴァリス」ディック
「歌の翼に」ディッシュ
「いさましいチビのトースター」ディッシュ
「結晶世界」バラード
「ジェイル・バード」ヴォネガット
「スローターハウス5」ヴォネガット
「猫のゆりかご」ヴォネガット
「壁」安部公房
「第四間氷期」安部公房
「水中都市・デンドロカカリヤ」安部公房
「蝶たちの時間」山田正紀
「神聖代」荒俣義雄
「求婚者の夜」殿谷みな子
「杜松の時」ケイト・ウィルヘルム
「風の十二方位」ル=グウィン
「2001年宇宙の旅」クラーク
「幼年期の終わり」クラーク
「ウは宇宙のウ」ブラッドベリー

実はブラッドベリーは何度挑戦しても、読めなかったんですけどね。



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