「意味がわかりません」

某市役所の地下駐車場には２基のエレベーターが並んでいる。
片方は、３～５階には止まらない。

他にも２基あるが、それらは地下パーキングには来ない。

１～２階は戸籍や年金、税金関係、福祉関係など、確かに市民がよく行くセクション。
しかし、３～５階にも、市営住宅や文化スポーツ関係や、学校関係などの窓口が
たくさんあるのだ。なんで止まらないのだろう。
高層ビルなら低層階用と高層階用に分けるのもありだろう。
でも某市役所は７階建てだ。

２基のうち片方がこれだから、もう一方は結構混み合う。だから遅い。
タイミングが悪いと５分以上は軽く待たされる。

以前、車いすのおばあさんと付き添いの女性が乗っていて、次の階で大勢の人が乗り込み
いっぱいになったとき、本当に申し訳なさそうにぺこぺこ頭を下げていた。
その間も、もう一方はあまり人を乗せず暇そうに動いている。

おばあさんと女性は３階の市営住宅関係の窓口に向かっていった。
元気な人なら、もう一方が早くくれば、２階で降りて１階分階段を上るという手もあるが、
このおばあさんの場合、そんなことできるはずもない。
混んだ方に乗るしかないのだ。
混雑したエレベーターから降りるときもしきりに頭を下げていた。
そんなに気がねする必要ないよ・・・・・

車いすや、宅急便の大きな台車などは、混雑して乗れないことも多いのだ。
本来なら、そういう人たちが優先して乗ればいいのに、混み合っているから
「場所をとってしまう」ことに非常に遠慮している。
少し混んでると「どうぞ行ってください」といい、また一周してくるのを
じっと待っているのだ。なぜこんなことになる？

不思議だ・・・３～５階に止まらない意味がわからない。
たぶん来庁者は結構不便をしているはずなのに。

某市役所の６～７階は議会関係がほとんどだ。
賢明なる某市役所のことだ。
議員諸氏と周辺の職員・関係者という限られた人数のために
片方のエレベーターを半専用化するような不条理なことを
行うとはとても思えない。
議員諸氏も市民の範となるべくエコや省エネに身をもって取り組んでいるはず。
市政を担うという重責・激務のためには、日頃から心身を鍛え自らの健康管理にも
しっかりと気を使っているだろう。率先して階段を利用しているに違いないのだ。

やはり不思議だ・・・わからない・・・
６～７階は行く人も少ないから、片方は５階までにしようというのなら
多くの市民、特にお年寄り、体の不自由な方にも配慮されていると思えるのだが
実際には逆なのだ。

たぶん自治体がこういうことをしている以上、誰しも納得できる理由があるのだ。
凡人の私には思いつかないだけなのだろう。
機会があれば、ぜひ聞いてみたいと思っている。
























・・・・・・・・・・・・まあ、正直なところ・・・
　　　　　　　　　　　　ご当地を代表するボーカリスト＆アイドル、JJ嬢（笑）の言葉を借りれば
　　
Fuckin' KANAZAWA City! てとこだな。