Peach's Diary

いろんなこと書きます。
基本的に感情漏れ出してますので
ご了承~

ピアノ独演会2021 新年 – 豊田の陣 – 豊田市コンサートホール

2021-02-06 02:30:00 | HZETTRIO/H ZETT M/ヒイズミマサユ機
2020/1/31

今年一発目の独演会
世の中の状況はなかなか良い方に進まず、
今回もどうなることかとギリギリまで気になったり
個人的なことを言うと、手配していた旅行パックが色々と変更があったりで
色々なことがありましたが、こんな時期だからこそ
ゼトさんの音が必要だと思いながら
自分なりに色々と気をつけながら愛知へ向かいました。

こういう状況で開催までこぎつけてくれた主催の方たち、
そしてゼトさん事務所の皆さんには感謝です。

ビルの10階にあるホールはまだ新しく、とてもきれいで
正面に鎮座するパイプオルガンがまた素敵雰囲気を盛り上げているかのようで
いつもの赤い幕ととってもマッチしている会場の雰囲気でした。







何より目を引いたのは、見慣れない赤い色をしたキーター。
こ、これはおニューなのか??
(後にゼトさんツイートで新機種だと判明しましたね)
独演会では最近はあまりキーターの出番がなかったですが、
今回はちょっと見せとくかーーーって感じだったのでしょうか(笑)





一曲目のハイドンは
クラッシックだなと言うこと以外全く私の中の情報はなく(笑)
終わって色々な皆さんの書き込みからの
youtube検索で曲を突き止めました(笑)
これはピアノをやってきた方たちじゃないとわからない選曲ですね。
なれた手付きで、小手始め〜と言わんばかりのひょうひょうとした
気負わない雰囲気をたっぷりと醸し出しながら弾く姿をみて
いつものゼトさん来たわ〜となんだかいろんなものを
つかみから削ぎ落としてくれた感じがしました。

▶Another Sky
ゆっくりとした深みのあるメロディのアレンジ。
トリオバージョンとはまた全く雰囲気の違う
ソロの透き通るような音が会場全体に響き渡って
すんごい心地いい感じがした。

▶嬉しさを抱きしめて
こちらはうってかわって軽快な感じできました。
左手のベース音の動きが印象的でした。
後半戦でPCリズム打ち込みと合わさって
フリーなジャズ的アレンジが披露されました。

▶豊田の曲
豊田豊田といつものように連呼するPCからの声。
民族音楽のような打ち込み。
それ以外にも会場の説明なのか豊田市の説明なのか
なにやら喋っていましたがよく聞こえなかったので(笑)
誰か解読できた人いたら教えて下さい(笑)

▶ランドスケープ
前回聞いたのはピアノオンリーだったので、
打ち込みバージョンは久しぶりのような気がしました。
この曲の時の抑えめでかすかに聞こえるようなリズムの打ち込みがすんごい好きで
ピアノの音をすごく引き立ててて、更にはじわーーーーっと重なってくる
ストリングスの音がまだ気持ち良い。
ラストに向けて、雑踏の音とかが重なっていく
色んなシーンの作り方が秀逸。ゼトさん洒落てるわぁ〜
と唸る一曲です。

今回は最近の状況を踏まえてなのか
わーーーっとなりすぎない(笑)
全体的に抑えめな雰囲気のアレンジの曲が多い感じで、
比較的ルーパーとかもいつもより使ってる感じが少ないように思いました。

そんな中で一番わちゃわちゃしてたのが
この
▶メモ6
だったかな。
キーターを使ったのもここでした。
打ち込みのリズムと合わせて、足をブルブルさせたり(笑)
前衛的な感じのメロディとピアノとキーターとPCを多用して
ちょっとこっちが追いつかないような曲でした(笑)

▶森のくまさん〜大西洋レストラン
森のくまさんのような、そうじゃないような、
そんな始まりからの大西洋レストラン、
それぞれの曲を断片的に組み合わせて、
あっちこっちに移動してるみたいな。そんなアレンジでした。
しかし、くまさんはよく登場しますが、
色んな曲と合わせるの上手ですよねー。
くまさんってこんな立ち位置の曲でしたっけ?
ゼトさんのおかげですっかり子供の頃のイメージとはかわってしまった
森のくまさんです。
ラストのクライマックスに、くまさんのメロディと大西洋レストランのメロディが
重なってるアレンジ、ここはかっこよかったーーー。

▶水平線(仮)
練習しててなんとなくできた曲です、曲始まりに説明。
地平線の系統のような曲です。
と。手を水平にしゅっと伸ばすような仕草が可愛くて(笑)
やたらとスーハーしながら喋ってたのは何でしょうか(笑)

しかし、おもしろゆるいトークとは打って変わって、
もぅ「地平線」の系統と言われれば名曲だろうとかんたんに想像が付きましたが、
それを遥かに超えてくる素敵な曲。
まさに壮大なイメージがぴったりな。
どちらかといえば水とか海のイメージな「地平線」
こちらは壮大な空のイメージ、そんな感じの曲でした。

二部
出てくる時もはけていく時もなんとなくすんなりやらないゼトさん。
下手の方まで歩いていってUターンしてくるとか。
ムーンウォークしてみるとか(笑)

▶未完成ワールド
▶永遠はみつからない
正統派的に演奏が進みます。
あ~~~この辺のタイトルほんと混乱する。
普段音源で聴き込んでても、アレンジとか、リズムの感じが
変わると一気に混乱して、「あれだっけ?これだったかなー?」ってなる。
まだまだ修行が足りんな(笑)

▶Memory
今回のトリオ曲はこちらでした〜。
いつもトリオの曲何やってくれるかなとか密かに楽しみにしてますが
しっとりときました〜
きれいなメロディです。

とおもったら妙に軽快なメロディがきたとおもったら
▶さそり座の女
ワンコーラスくらいで終わるのかと思ったら、
みごとにフルコーラス完走(笑)
スタンディングで弾くスタイルで、なんだか妙なダンス踊りながら
「いいえわたしはさそり座の女〜」の部分でいちいち正面見て
モデルポーズみたいなの決めるもんだから
そのたびに笑いが

なんでこの曲がとおもってたけど、
「美川」と「三河」がかかっているという噂(笑)

▶水の流れ~ジョーズ~新しいチカラ
水の流れって、ゼトさんなんともない様子でさらっと弾いてますが
これってよくきいてると、本当に複雑な和音というか、
音の構成になってて、すごいですよね。
なんだろうかあの感性。
何回聞いても圧倒される流れるような手と音の組み合わせがすごい。

水の流れからの何故かジョーズのあの音が挿入されての
新しいチカラ。
シーンがコロコロ変わっていきます(笑)

最後のトークで良いホールですね。
パイプオルガン見上げて弾いてみたいですね。と
いつものあれをワンフレーズ。

ぜひ。いつか実現させてください。
見てみたいです。本物弾くとこ〜

二部ラストは
▶喜びのテーマ
久々に聞いた?でしょうか
新年一発目にふさわしいような本編ラストでした。




アンコール
▶チュニジアの夜
ここに来てスタンダードなジャズナンバーとか。
演歌ありのドジャズありの
バラエティに飛んだ豊田の陣。
なんともハイスピードのチュニジアで
何が行われてるのか一瞬見逃すような。
あっという間に一曲過ぎ去っていきました(笑)

▶いい夢の曲(うどん)
昨年の伊丹で演奏されて、界隈でもかなりの評判の曲だったあの曲の再演。
初めて聞いた伊丹でもわかりやすいメロディで印象的でしたが、
二回目聞いてすっかり耳馴染みして
当分頭から離れなかったメロディ。
とっても素敵なゆらゆらと揺れるようなメロディ。

もぅ完成度も高くて、本当にこれは直ちに音源化してほしい。
アルバムじゃなくても、シングルの配信とかでいかがでしょうか???
たまにはそういうアプローチもよろしくてよ(笑)

ここのところの独演会では、メモ曲として数曲未発表の曲を
披露してくれますが、本当に今回の水平線もそうだし
いい夢の曲もしかり。
素晴らしい名曲が続々とできているのを目の当たりにすると
もぅほんとそろそろ出してもいいんじゃないですかーーー?
と勝手にウズウズします。
一回聞いて、あーーーめっちゃいい曲だったーーーって思ってても
数日したらもぅ脳みそからは抜け出ていて(笑)
聞きたい欲求だけが残ります。
いい夢の曲みたいに二回目を聞くと主旋律だけはなんとなく
頭の中に残ってて、さらに全貌を思い出したくなって悶ます(笑)

完成品、首を長くしてお持ちしてます。
大至急お願いします(笑)

そんなところで、無事に滞りなく終了しまして、
こんな世の中で気持がふさぎ込んでるときだからこそ、
ゼトさんのピアノの音が全身に沁み渡るような。
栄養をどんどん吸収するかのような。
そんな感覚を覚えた独演会でした。

一日余分に滞在して思いの外のんびり名古屋で過ごしましたが
帰ってから迷惑がかからないよう、自分なりに過ごせたなら
それはそれで別にいいんじゃないかなと。
無理に我慢する必要はないと思いました。

無理に我慢するほうが精神衛生上悪い気がする(笑)
あ、これはあくまでもワタシ的見解です。あしからず。

豊田の夜も素晴らしい音をありがとう。
今年も沢山全国の色んな所でこの音を吸収できることを願います。





SETLIST
1部

ハイドンピアノソナタ35番一楽章
Another Sky
嬉しさを抱きしめて
豊田の曲
ランドスケープ
メモ6
森のくまさん〜大西洋レストラン
水平線(仮)

2部

未完成ワールド
永遠はみつからない
‪Memory‬
さそり座の女
水の流れ~ジョーズ~新しいチカラ
喜びのテーマ


en
チュニジアの夜
いい夢の曲(うどん)










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