Peach's Diary

いろんなこと書きます。
基本的に感情漏れ出してますので
ご了承~

ピアノ独演会2020 秋 伊丹の陣@東リいたみホール

2020-12-01 01:38:00 | HZETTRIO/H ZETT M/ヒイズミマサユ機

2020/11/28 東リいたみホール





今年最後の独演会は関西で。

思えば、この一年
野木、ミューザと年始めにありその後
池袋と豊田が中止にはなりましたが、
8月から再び北九州、逗子、おおたかそして、伊丹。
こんな大変なときではありましたが、
なんとかいろいろな対応をして開催を実現してくれて
本当にありがたく、そういう実現したい、音楽を届けたいという気持ちに救われ
心から感謝の気持しかありません。

そして、年始めの野木以外の独演会になんとか参加でき
色々とたくさん足を運ばせていただきました。

ゼトさんの音楽は日々進化して色々な実験的要素を
惜しげもなく披露していく姿にまだまだたくさんの可能性を感じ
この先も何が飛び出すのかわからないワクワク感を
見るたびに感じされてくれる。

そういう独演会は、こんな閉塞的なときだからこそ
たくさんの期待を感じさせてくれる
まさに希望でしかないように思いました。

■一部
さて、そんな今年最後の伊丹での独演会は
これもまた意外な曲からのスタートでした。

microキーボードを抱えてこちょこちょ操作しながら登場。
泳ぎだした強い意志達
まるで海の底のような低音の打ち込みに合わせて
ゆったりと。
とっても幻想的な雰囲気のアレンジでした。

未完成の現代を
パソコンの操作と、足元のスイッチと
ピアノの演奏と、
やたらと忙しそうにしていて、
いったいこれはなんの世界なんだろうというという
不思議な雰囲気に入り込んだような世界観。
どんどん前衛的な雰囲気になっていくような。
もはやゼトさんの脳内はゼトさんにしかわからんwwwww
そして、やたら長かった(笑)

そして、小気味いいリズムの合わせて
「とうり  いたみ  ほーる」
「とうり  いたみ  ほーる」
「とうり  いたみ  ほーる」
「えいち ぜっと えむ」
「ぴあの どくえんかい」
やたら耳に残る
前回のスターツに続きこれ用の曲でしょう。

と思っていたら
怒涛のカオスの世界へ流れ込む(笑)
おじいさんとおばあさんが川に洗濯・・・
とおもいきや森のくまさんが登場し
そして、何だから知らないけど、やたらと鼻の詰まったような喋り方で😂 
得意のハチャメチャな世界(笑)

「天井が高い」というMCからの
「メモ3の曲 ゆらたん をやります」と
おおたかに続く練習のときにできたという新しい曲を披露。
タイトル通りななんとなくゆったりとしたような雰囲気の曲でした。

続いても新しい曲
メモ4 冬がはじまる
どことなく童謡風な始まりからの
なんとなく田舎の雪国のようなイメージの曲。

口で「シャバダバ」言いながらトルコ行進曲をチラッと弾き
その後どんな順番だったか定かではないけど、
トルコ行進曲
争う不可思議
Happy Saturday Night(明るいやつ)
六甲おろし
反骨のマーチ
メリーさんの羊
ボギー大佐
このあたりの曲を次々とぶち込み
変な動きと(爆)、それぞれ一癖あるアレンジで
とりあえず笑いが止まらなくなるコーナー(笑)


「すりぬける〜」という音声に答えるように
「Oh 〜Yes〜」
を何回か繰り返すゼトさんwwwwww
なんともシュール(笑)

かもめ(?)の鳴き声に合わせてやたらと軽快な感じの
すりぬけるでした。

今回の一部は、なんだか自由感がマシマシで、
これは今作っているのか、作ってきたのか
それの境目が全くわからない
まぁいつもそうなんだけど、特に今回は
パソコンとかまわりの機材をやたら操作している事が多く、
大きくまた開いて(笑)PC猫背でいじっている姿は
まさにおうちで必死で打ち込みを作っている姿を
妄想させられるような(笑)そんな姿で
一瞬ヒイさんち(あえて)を覗き見してるんじゃないかという雰囲気に
陥る感じでした(笑)





■二部
いつもよりフリーなアレンジの多めな踏み出すニュー。
ここにもなんとなくこの日のライブを象徴するかのような
自由な雰囲気が溢れてました。
からの流れでさらに自由な
チューリップ。
チューリップ協奏曲とでもいいましょうか(笑)
どんどんいろんなスタイルに変化していくゼトさんならではの
ジャジーで遊び心満載なチューリップ。
こんな単純な童謡をここまでできるのはやっぱりゼトさんだわぁ〜と
感動します。

しかし
なんでこの時期にチューリップ???
この伊丹の地に関係あるの???(謎)

そして、久しぶりのランドスケープ
さらにはピアノオンリーでのランドスケープは
いつぶりでしょうか。
最近ずっとやってる打ち込みとのアレンジもとっても好きですが
改めてピアノだけで聞くと、この曲の素晴らしさが
際立ちます。
切なさマシマシです。
ゼトさんのキラキラな音がホールいっぱいに広がって
胸が一杯になります。

そして、みんなの気持ち総ざらいして
そのまま流れるような水の流れ

時々これまたへんな動きをぶちこんでくるのやめてーーー(笑)
ピアノから離れてモデル並みにポーズするのもwwwww
時々へんなモードに突入するゼトさんでありました。

そして、笑わせるだけ笑わせといて
エモい
Wonderful Flightに突入。
いやーーん久しぶり。
大好き大好き。
ソロで聴くと、大空感がすごくて
すごく広大な空を自由に浮かんでいるみたいな感じになる。
低音から、高音への可動域が広いこの曲の動き。
もはや表現の仕方が全くわからないけど、本当に気持ちよくなる。
そして、
「いまのは
Wonderful Flightという曲で次はBeautiful Flightをやります」と
短い紹介を挟み。
Flightシリーズを続けてやるのはなかなかレアではないでしようか。
伊丹ならではの選曲。さすがです。

同じFlightでもまったく世界観がちがうようでもあり
大きな空の雰囲気は共通していて・・・
Beautiful Flightの方はジェットコースターみたいな
どんどん変わっていく空の感じがまたかっこいい。
そして、盛り上がってきたところで本当にワンフレーズ
さり気なくAKATSUKIを混ぜてくるあたり
もぅめっちゃにくいわーーーー😭 😭 
ともすれば聞き逃すくらいの入れ込み方がホントさりげなくて
もぅばかーーーって言いたくなるくらいかっこいい。

そして、満足げに拍手に包まれておどけて歩いて下がってていくとことか
ほんと可愛い〜。

■アンコール
エイチゼットリオの曲をやります。
とこの時点での最新曲のMiddle。

ピアノ・ソロで聞くとまためっちゃ新鮮、
特にサビのメロディはさらにキャッチーな感じになって
すんごいいい感じ。
ほんと一つの曲でも
トリオバージョン。ソロといろいろと聞かせてくれる
そして、全く違う世界観を見せてくれる。
どの曲も何回聞いても全く飽きないところは
本当に彼らの強み。
ゼトさんのアレンジは無限。
ゼトリオの世界も無限
ほんと楽しい。

って思ってたら、例の「うわーーーっ」っさわぐとこ。
めっちゃ高い声の小声の「きゃーーーー」きましたwwwwwwww
ひとりでもちゃんとやってくれとこすきーーー(笑)

で、ラストは
「まぁーーそのーーーー」多めの説明で(笑)
メモ5の曲を。
色々説明してくれましたが、
うどんの夢を見まして
ぎりぎり寸前までうどんを食べれない夢で
でもそれは夢占いでいい夢なんだと言うこじつけで、
うどんだけど、いい夢なんだよ
っていう感じで、話しの始まりはうどんでしたが
曲はめっちゃ夢の中のような素敵な曲でした。

ゆらゆらとほんとうに夢の中を彷徨っているような
そんな感じの曲。
ライブ終わったあともみんなこの曲を絶賛していて、
この曲が最終どのような形で世に出てくるのか
本当に楽しみです。

これでおおたかから伊丹でメモ曲が5曲。
確実にソロのアルバムの完成が近づいてきているような
そんな雰囲気が出てきました。
2会場で聞いたどの曲も
今ぱっと出してもぜんぜん大丈夫な素晴らしい完成度の高い曲で
はやくはやくぅぅぅぅぅって
もぅ、今思い出しても出てこないもどかしさで
おねだりするしかないジレンマ(笑)

とりあえず、おおたかのメモ2とそして、うどんのこの2曲は
きっとすんごいのができるんではないかと
曲はもぅぼんやりですが、そんな期待をたくさん含んだ曲だと思います

ゼトさんはやくはやくーーーー(笑)

色々と大変だった一年でしたが、
気づいたらなんとなくいつもどおりに独演会でゼトさんの音を
楽しめて
本当なら、もっとたくさんの人が普通に参加できる様になったらいいのだけど・・・
きっとその日も近いはず。
そう信じて、
そんな間にどんどんと進化をしていくゼトさんを見守りながら
来年もすでに新しい独演会も決まってるし。

じゃんじゃんできてくる新曲を期待しつつ
ゼトさんが放つ希望という光に迷うことなくついていきたいなと思い
今年の独演会の締めとしたいと思いまーーす!!




■SETLIST
(一部順不同です。ご了承ください)

泳ぎ出した強い意志達
未完成の現代を
伊丹東リホールの曲~森のくまさん~

ゆらたん
冬がはじまるよ

トルコ行進曲~~争う不可思議~反骨のマーチ~メリーさんの羊~
ボギー大佐~Happy Saturday Night(明るいやつ)~六甲おろし

すりぬける

踏み出すニュー
チューリップ
ランドスケープ
水の流れ
Wonderful Flight
Beautiful Flight~ワンフレーズAKATSUKI


Middle
うどん