Peach's Diary

いろんなこと書きます。
基本的に感情漏れ出してますので
ご了承~

ピアノ独演会2020 北九州 響の陣

2020-09-03 01:03:00 | HZETTRIO/H ZETT M/ヒイズミマサユ機
2月ぶりの独演会

待望の九州公演。
とても素敵なホールで音も素晴らしかったです。
まずは入った瞬間に「赤!!!!」
と叫んでしまったように
おなじみだった、黒の独演会用の幕は一新され
ちょっと朱色がかった赤に。
「独」のロゴも新しくなりました。












また全く違う雰囲気。
いろいろな意味であたらしいスタートなんだろうか。




座席は例によって、ひと席空きで、前後は互い違いにしてありました。
運良く2列目でしたので、前には人がいなくて、
ちょうどゼトさんの椅子の真ん前あたりで手も足もよく見える場所。

みんないつものようにステージ前に集まったりもなく、ステージの写真を撮ったら
すっと席に戻って、静かに待っている人がほとんどでした。

ホールの雰囲気が素敵だったので、
待ってる時間も落ち着いた雰囲気で、暗めの客電だったので、
ちょっとしたジャズバーのような雰囲気。

ゼトさん今回もブッチャー衣装。
一部はバックプリントのはいった黒のジャケットと黒パンツ。
二部は珍しく、スモーキーグリーンのようなパステルっぽい色のスーツ。
レーヨンが入ったような柔らか素材の軽そうな素材でめっちゃたっぷりめ。
パンツがまぁ裾が余ってること(笑)
これが後々事件を起こすわけですが(笑)

いきなりクラッシックからのスタート
からの夏の曲。
海の音の効果音も素敵。
久しぶりに聞くソロの音はホールの音響の良さもあって、
とってもまろやかないい音がしてました。

手はしなやかに動いてると思いきや
足元はものすごい奇妙な動きをしてたり(笑)
ミニ鍵盤のKORGを帽子の上に乗っけて頭の上で弾いてみたり
あのちっちゃいの、ホントいい音出すんですよねー。
ふつうのシンセより少しこもったような音がしていて、
生のピアノとほんとピッタリ合う。
ゼトさんの音のチョイスのセンスがほんと素敵。
一部で一番スキだったのは
ボギーからの上々からのネクタイの流れ。
上々のジャズっぽいアレンジがめっちゃかっこよくて、
左手で弾くベースラインの音がとっても印象的で
うほーーーかっくいーーーー
と前のめりに。

何故かこの日の独演会では、ギアチェンジなる動作があって(笑)
右手をピアノの鍵盤の下にいれてぐりっとひねるような動作。

これ何回かやってました(笑)

やるたびに嬉しそうにしてて、なんともかわいい〜

この日もループマシンを前半から多用してガンガンに弾きまくっていたわけですが
パソコンの打ち込みの作り込みのセンスといい
本当に独演会に来るたびに
新しい音楽の世界が広がって行く感じは
ワクワクして、この独演会の醍醐味というか
誰にも表現できない独特な世界だなと思います。
使っている楽器は至ってシンプルなのに、
少しの電子的な要素を加えるだけで、
これだけの無限の音楽の世界が広がるというのを
ゼトさんは毎回毎回惜しみなく出してくれるのが
本当に楽しい。

ハピサタからの小噺のあの曲の生演奏にめっちゃハッとして
曲のブレイクに合わせてとる動きが面白すぎたり。

多分生で初めて聞いた
忘却の彼方はすごく感動して、
嬉しさからの炭坑節を入れてくるところはゼトさんらしい。


二部の衣装は、
見た瞬間ふわ〜ってなりましたね。
こういう明るい色のセットアップは珍しい
ですが、パンツの裾がものすごく余っていて(笑)
靴がかろうじていつもより厚めのソールだったので
それで引っかかっているみたいでしたが
わざとなのかなんなのか必要以上にスリスリ動かしてるし
途中すり足だけ見せるとかそんなシーンもあったり(笑)

どんどんどんどん動かしていくうちに靴の下まで巻き込んでるし
なんか二部はそんなことばっかり気になったりしてた(笑)

後半戦では、ものすごい高速に足を動かすもんだから、
気づいたら足首のあたりがめっちゃトルネードしてて(笑)
巻き付いてるみたいになり
ゼトさんもそれに途中気づいたみたいで
その瞬間の曲の途中ですくっと立って、
「やりすぎてねじれた。こんなになります?? (笑)」って
で、「どこまでやりましたっけ」ってまた曲始めること可愛すぎ。

最後に「みなさんが思っている以上に私の足はしまっています(笑)」と言っていました(笑)


まぁ、そんなおもしろエピソードもあり。

二部は一曲目から切れ目なしにどんどん続けていく感じで、
一曲終わるとちっちゃめの譜面(?)の紙切れを足元にどんどんおいていく感じで
サクッサクッと次々進んでいく感じ

葛藤の日々の演奏が見事すぎて、
左右の指がすごい高速で動くのに目が釘付けになるんだけど
それ以上に、普段ワタシ的には演奏中の顔を見るより
足元や手元に注目することが多いのですが、
この曲のときだけは、高速っぷりがすごすぎて
目の力と表情がいつもの感じとぜんぜん違うように見えて、
すんごいお顔に注目してしまった。
こういう激しめのクラッシックに近いような雰囲気の曲。
改めて凄さを感じる曲。
ますます本格的なクラッシック曲を演奏する姿を見てみたいと思う。

二部ラストの「星は教えてくれる」は
いつもよりゆっくりとたっぷりとためるように曲を始め
本当に優しい今までに聞いたこともないような
素敵な雰囲気に仕上がっていました。
低音から高音へ流れるように動く手と
キラキラした音が本当に泣ける最高の演奏。
優しさがいっぱい詰まってました。


アンコールの二曲はとっておきの珠玉の演奏。

(九州だからうそぴょんやりたかったんだねwww)
こんなときだからなおさらまた心にズシンと来るような
「確かな日々」
そして、このタイミングで変わった新しい朱色の幕とともに
ラストは「はじまる」

なんだか素敵な演出。
私達が勝手にそう思っているだけで、
ゼトさん自身はもしかしたら今まで通りいつもと変わらず
そんな気持ちでやっていてのかもしれないけど

こうやって先日のゼトリオのライブ同様
やっと有人で開催できた新しいスタイルでのライブの開催。
本当に嬉しくて。

きっとゼトさんもそうだったと思う。
いつもより楽しそうに、生き生きと動いて見えたのは
私達の思い込みではなく、きっと同じように感じているんだろうなと
確信しています。

またすぐ次の独演会が近づいてきています。

こうやって少しづつ少しづつ積み重ねていって、
また今ままで通りの
満員のホールで、もっと沢山の拍手に包まれている
ゼトさんを早く見たいと願っています。














セトリを記載しますが、
今回も例にもれず難航しまして(笑)
フォロワーさんと協力して絞り出しました。

間違っていたらごめんなさい。
修正点があればお知らせください。
(書き漏れあったので加筆してます)


一部
ピアノソナタ〜DO浮遊サマータイム
知っている風で言うと〜極秘現代
それはまるでタンゴ
海〜踏み出すニュー〜HappySaturdayNight〜小噺(ホール紹介)
ボギー大佐〜気分上々〜ネクタイしめて〜ボギー大佐
忘却の彼方〜ユーモレスク
嬉しさを抱きしめて〜炭坑節

二部
群衆のクロスポイント
葛藤の日々
未完成ワールド〜水の流れ〜その瞬間
星は教えてくれる

(JARO)
確かな日々
はじまる