ロドス島の薔薇

Hic Rhodus, hic saltus.

Hier ist die Rose, hier tanze. 

せいろん談話室への投稿

2007年07月27日 | 教育・文化

せいろん談話室に、記事№0071、№0072を投稿したところ、記事№0093で花うさぎさんから、ご意見をいただきました。それに対する私の返事を、この日記ブログにも記録しておきます。

花うさぎさんへ

№00093花うさぎさん、ご意見ありがとうございました。


それとも貴方は「政治と金」は野党は関係ない、政権与党にだけ追求されるべき問題だとお考えですか?。

もちろん、政権与党のみが「政治とカネ」の問題で批判されるべきであるとは思いません。
日本人の政治文化については、投稿記事№0092にもKOOLKATさんが次のように述べられています。


かつて、ジョイントベンチャーの経営をしておりました頃、色々な人々が近ずいてきました。その頃、或る国政選挙運動が行われる中で、意見を言ってくる中の一人が、”誰それ候補の所は一級酒じゃが、誰それ候補は二級酒を出しよった”、と、低級な事を言ったときの事を、奇妙に今でも想い出す事です。

これが日本の政治の現実ではありませんか。こんな国民がいるから、政治に黒いお金がかかり、政治家が「お金に苦労」するのです。与野党ともに日本の政治家たちを「政治とカネ」の問題から解放してやるためには、日本国民の政治文化から変えてゆかなければなりません。

そして、現在のわが国の政党政治が、利権政治に堕していること、利権をめぐる談合政治に堕してしまっていることこそが問題なのです。土木建設業者や官僚たちが自分たちの利権を確保するために談合するのと同じです。それと同じことが政治の場面で行われているに過ぎません。そこに利権はあっても確固とした理念や哲学はありません。

この現状を打破するためには、権力のうまみを吸っている政治家たちを一度野に下して断ち切り、禁断症状を起こさせて、日本の政党政治を理念追求型に変革してゆく必要があります。

そのためには、現在の自由民主党を破壊して、結党以前の自由党と民主党(この民主党は現在の小沢民主党とはまったく関係がありません)とに分割分離させて、それぞれ理念として自由主義を重点に追求する政治家は自由党へ、民主主義を重点に追及する政治家は民主党に結集させて、それぞれの立場から、国民のために理念実現を競わせ、また、両者の間で政権交代を逐次行わせるのです。現在の与野党ともどもの「金権政治」を「理念追求型政党政治」に変革して行かなければなりません。そのための安倍政権批判であって、小沢民主党を支持するがゆえのものではありません。

安倍内閣や小沢民主党についての私の意見は次に書いてあります。

『日本国の洗濯と人を見る眼』
http://blog.goo.ne.jp/maryrose3/d/20070703
『政治家と国民の茶番劇』
http://blog.goo.ne.jp/maryrose3/d/20070613
『マスコミの堕落と退廃』
http://blog.goo.ne.jp/maryrose3/d/20070608
『醜い日本人』
http://blog.goo.ne.jp/maryrose3/d/20070507


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