やっぱりあれはどう考えてもおかしいです。
グランドでプレーしている選手が望んでいない、プレーに集中出来ない、ほとほと嫌気がさしてしているということが、これではっきりしたのではないでしょうか。
今日の剛は慎重に言葉を選びながら、そして時おり声を震わせながら話していました。
試合後のヒーローインタビューとはほど遠い内容のことを。
それはとても勇気ある行動だったと思います。
西岡が球団幹部とつるんでいる?
いやいや今日の剛の悲しげな表情や言葉の節々からはそんなことは到底考えられません。
野球少年とか子どもたちの夢を壊したくない、そういうことは決して他人から強要されて言える言葉ではないと思います。
それでも彼らは明日の試合以降も例の横断幕を出し続けるのでしょうか。
マリーンズを応援するという目的よりもむしろ球団幹部を批判するという目的に重きを置いて明日以降も球場に来るのでしょうか。
現フロントに対する憤りや怒りの気持は分かります。
たぶんマリーンズをさほど愛していない人たちが球団を動かしているのでしょう。
それら彼ら、ファン心理を決して把握することの出来ない彼らのマイナスの積み重ね、マリーンズにとっては負の決断、価値観が球団内に確立してしまいました。
だから今年みたいなことが起こりました。
だけどいくらなんでもプレー中にあういうことをすることはないでしょう。
きっとMVPの中にだって心のどこかでは疑問や拒絶反応を感じている人間だっているんじゃないかと思います。
だってあれは明らかに間違った行為ですもの。
そしてもしかしたらいつも内野観戦されている方は、あれがライトスタンドで応援している者すべての総意であると誤解して見ているかもしれません。
そうだとしたら、自分はとても不服であり悲しいです。
少なくとも試合後、しかも勝った試合の直後に選手にこんなことを言わせてしまうロッテファンは最低最悪な連中の集まりですね。ヒトとしてもね。