鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

降りしきる雨、ホーム最終戦、小宮山、そしてボビー

2009-10-06 | マリーンズ観戦記とか

とうとう今シーズンも終わってしまいましたね。

やっぱりあっという間でした。

この天気でしたから果たして試合やるのかと、そればかり考えながら数日間を過ごしていましたが、仕事休んで行って来ました。

まあ自分は決して熱心と言えるファンでもないので、平日ナイターのホーム最終戦はもしかしたら初めてだったかもしれません。

 

自分はこの日、レフトのビジター席から入りました。チケット買うのがちょっと遅すぎましたね。そしてセンター裏を通って仲間が席を確保してくれたライトスタンドへと向かいました。開門から1時間後くらいでしたが、マリーンズファンはすでにスタンドデッキの下まで浸食していました。明らかにいつもとはヒトの多さが違います。

そしてライトゲートに付近にはやはりMVPや応援団の面々の姿がありました。しかもいつもより多い。あの事件以来、ネットの各所で「来年は来ない」だとか「来ないで欲しい」だとか言われていましたが、やはり彼らにマリーンズ無しの生活なんてあり得ないでしょうね。基本的には来年以降も変わらないと思いますし、それで全然良いとも思います。ただ自分の中で彼らに対してのリスペクトや感謝の気持ちはあの日以来、明らかに薄れています。そしてこの日はいつもの数倍のシミズさんたちの数。前日の朝日新聞にも取り上げられていたくらいですし、もはやライトスタンドは厳戒態勢といった様相でした。

 

そんな中、試合はいつもどおり淡々とはじまりました。メンバー表交換、スタメン発表、エムスプラッシュのダンス・・・。結局雨は最後まで止むことはありませんでしたが、不思議とあまり気になりませんでしたね。下段にいたにもかかわらず、「まあいっかどうせ今日で最後なんだし・・・」みたいな。

初回の攻撃が始まる前に上記の彼らがステージに整列しました。そしてあの日に関しての謝罪がありました。これも自分に言わせれば当たり前でしょうな。そしてその謝罪に対して一般のファンからは大きな拍手。とにかく一安心。これで今日はまた元のようにみんなで楽しく応援出来る。そう確信しました。

 

試合は成瀬が2回に2点を先制されるも、直後に久々登場のサブローがイーグルス岩隈からソロホームラン、3回には幸一のタイムリーで2対2の同点に。消化試合とはいえ真剣モードな感じでした。そして終盤8回に今江が勝ち越しタイムリー、それにサトも続きました。しかも今季まだ負けのついていない福盛に初黒星。ああもっと早くからこういう試合が出来ていれば今年もこんな位置にはいなかっただろうなあなんて考えていたかもしれません。

 

ボビーの日本語での挨拶、小宮山の挨拶等に関しては新聞はじめ各所でアップされていますのであえてここでは書きません。 一言でいえばボビーは私にはある程度予想していたとおりのコメントでした。そして小宮山も小宮山らしい淡々としたコメントだったと思います。でも「いつかこのユニフォームに・・・」ときりだした時にはグッとくるものがありました。それはぜひ現実となってもらいたいです。

 

ボビーにはもちろん感謝していますし、ボビーが来てマリーンズが色んな意味で大きく変わったことは間違いありません。2005年の大きな感動はもちろんのこと様々なことが思い出されます。就任当時、監督という立場の人ががあれだけファンサービスに熱心になる姿を見て、自分はある意味ショックを受けたことが思い出されます。

その反面、バレンタイン野球の限界みたいなものがあったのも確かだと思います。采配とか細かい点に関してもあえてここでは書きませんが。

 

とにかくボビーも小宮山もそれこそマリーンズにたくさんのものを残してくれました。遺産、財産と言ってもいいくらいにたくさんのものを。
何だかコーチ陣も大幅に入れ替わり、まさしく新生マリーンズとなりますが、良いものは残して行ってもらいたいものです。でも良い悪いとかって何て言うか、それ自体がヒトそれぞれなんですよねえぇ。結局自分は何が言いたいんだか。

 

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (ヤス)
2010-01-25 10:17:12
雨降って地固まる。に成ると良いですね。
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