ケロロ軍曹 第１６２話（５．２６放送）

今回、やっとプルルちゃんの幼少期と成長後の区別が付きました（←遅いよ！）
お花の飾りと、頭のとんがり具合がポイントなのね

「ちびケロ　あのころジョリリ　であります」
既に日向家に立派な秘密基地を持っているにも関わらず、
ケロロは「チビケロハウス」で、更に秘密基地を作っちゃったのね。
って、マトリョーシカかいっ
通りかかったクルルが「ぽちっと！」ボタンを押してしまったばかりに、皆狭いトランクの中に監禁状態！
なっちは怒るし、さあ大変・・・のはずが、
突如「ジョリリ」の決めゼリフを口にしたケロロによって、幼い頃へタイムスリップ

「ジョリリ」とは、ケロロ達が作った秘密基地に住み着いた、謎のおじさんのこと。
明るいうちからドラム缶風呂に入っている彼の姿は、まるで小原庄助みたい。
秘蔵のお菓子を盗み食いするわ、勝手にゲームで遊ぶわ・・・と、最初はかなり迷惑な存在だった彼ですが、
何故か憎めないキャラ故、ケロロたちに徐々に好かれていきます。

その後、いじめっこ上級生との間で、基地を巡る攻防戦が始まるのですが、
頼みの大人であるはずのジョリリは、全く役立たずなおやじということが判明
もうジョリリは当てにならない、何としてでも自分たちの基地を守りたい！
その熱意から作戦を立案し、最終的には基地の防衛に成功
結局、手を貸さなかったジョリリは「人に頼るな、自分で考えろ」と教えたかったのですね。
って、ホントに役立たずだったのかもしれませんが・・・

また、ジョリリは少年達の自立だけではなく、
その後の人格形成にも多大な影響を与えたことが明らかに。
特にプルルちゃんは、防衛戦の過程で自分が「Ｓ」ということに目覚めたみたいね

ともあれ、ジョリリとの交流によって、
ケロロたちがまたひとつ大人に近づいたのは間違いないですよね。

それにしても、３rdシーズンの「スタンド・バイ・ミー」話といい、
少年時代の成長エピソードはノスタルジックでじーんと来ますねえ。