まりねこの足あと

映画、美術展の感想を書こうと始めたものの、いつの間にかアニメ感想&グッズ中心となったブログ。

トゥモロー・ワールド

2006-11-24 00:29:14 | 映画
CMで興味を引かれたのと、クライブ・オーウェン目当てで見に行きました。
2027年、人類が生殖能力を失った時代。
18年ぶりに妊娠した少女を元妻から託されたテオは、人類存続の希望を繋ぐため、
その少女を最後まで守り抜くことになるが・・・。

(ここから、ややネタばれね)
正直あまり面白くなかったので、感想を書く気力も起きず

近未来SF映画と思いきや・・・全っ然違ったわ。
子供が生まれない世界→少子化問題は深刻だねえ、というテーマでもなく。
それに他のテーマっぽい移民問題、環境問題、絶えることのない人々の争い事を描くのに、
何故子供の生まれない世界である必要があったのか?
また、主人公の過去や周りの人々の設定など、分からないことだらけ。
ジュリアン・ムーアが殺されるのも早すぎ!

後半は戦闘シーンが主だったため、意味も分からず人がどんどん殺されていき、
あまり気分のいい映画ではありませんでした。
争いと混乱の中、新たな希望である赤ん坊(一応女の子)が生まれても、
そこから何の解決策も示されず。
最後に現れた、トゥモロー号って一体どういう組織なの?
最初から最後まで謎だらけ&どんより暗くて、鬱っぽい作品でした。

救いは、クライブ・オーウェンのセクシーさかしら。
ちょっとよれよれの中年男の役がピッタリ

それにしても、邦題が原題とかなりかけ離れすぎ!
原題は「The Children of Men(人類の子供たち)」だもんね。
邦題が原題通りで、また戸田さんの訳でなければ、また違った映画になったのかも。


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