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「旅行バッグの奥からレモンが1個だけ出てきたのですがこれなんですか?」
それは爆弾だよ。 丸善京都本店を木っ端微塵にして来たかったんだけど時間が無くて寄れずじまいだったんだよね。
「なんか物騒な話ですね。 なんならモモのE.S.ゼブルンを貸しましょうか?」
大丈夫(ってそんなもの操縦できないし)。 今度の機会にするよ。
それにまだ道端に落ちている白い帽子の中に夏みかんを隠し入れるミッションも未達成だし。
「ではこのレモンはカレーにでも使いましょうか」
齧りかけで聖橋から神田川に放りたいかな。
「それはやめた方が……」
な、何故にレモン?・・・檸檬
昭和の時代にタイムスリップしたような水道橋の風景が思い浮かびます。
ま、何にせよM.O.M.O.ちゃんが可愛いので、全てOK~!ですが…
檸檬は昭和初期の短編小説で、鬱屈していた作者が道すがら買ったレモンを爆弾に見立てて丸善(京都本店)で売られている本の上に置いて帰り、店が木っ端微塵に大爆発する様を想像してほくそ笑むといった作品があったのでした。
今でも(移転して当時の丸善とは違うのですが)そこは聖地扱いとなっていて、檸檬を置く籠があったり檸檬柄のグッズやケーキなどが売られているようなのです。
帽子の中に夏みかんを入れるのは、小学生の国語の教科書に載っていたお話。
神田川に投げ込むのはさだまさしさんの歌ですね。
相変わらずネタを投げっぱなしで回収をしないブログですみません……