わが町幕張は東京湾に面していて、普段JR京葉線か総武線を利用しているので常磐線沿線に行ったことは数えるくらいしかありません。
なのでこれまで長い間千葉県民でありながらその常磐線馬橋駅から出ている「流鉄流山線」には乗ったことはおろか見たことすらありませんでした。
このままではきっと同じ県内でありながら知らずに人生を終えそうな気がするので一回くらいは乗ってみる事にしました。
とても小さな小さなホームで、それはJR馬橋駅改札を抜けて乗り換え口……を見落とし一度駅から出てしまったほど。
絵里ち？
この鉄道むすめを描いたのはラブライブ！で多くの版権絵を担当している伊能津さんだから雰囲気が似ているんですね。
馬橋寄りの赤い車両は「あかぎ」号で、流山寄り黄色は「なの花」号。
わりとネーミングそのままでわかりやすい。
なの花号キャラ化かわいい。
KATOの広告が‼︎
全線単線で、交換駅はこの小金城址駅のみです。
西武鉄道新101系の譲渡車で、2両編成5色全10両との事なのですがなぜこの2つの編成は前後をバラして繋げているんだろう。
路線延長5.7kmで12分で終着駅に着いてしまうあまりに短いショートトリップもこれで終了。
隣に「流星」号が留置されています。
唯一の検車区があり「さくら」号に「若葉」号と、これで全車両見る事ができました。
♫生まれ育ったこの街を 愛し愛されここまで来ました
♫今日も笑顔で溢れてる あっちもこっちも華やいで〜
♫遠く離れたあの人も いつでも帰ってこれる場所
♫あぁ 流山 流川〜 美しいこの街よ あぁ 永遠に 輝いて〜
♫いつでもそばに あなたと共に
♫あぁ 流山 流川〜
ここ、流山は2014年にTV放送されていたアニメ「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」の舞台である流川市のモデルとなりました。
みりんと川以外は何も無いと自虐ネタ的に作中で語られていたので駅から15分歩いてそのみりんを買いに来たのですが、なんと年内分は予約で終了しているとの事。
年始挨拶用も全て埋まっているらしく今から予約しても来年の3月だそう。
スゲーなみりん。
なのでこぼれ梅(酒粕のみりん版)とみりんゼリーを買いました。
みりんはネットから予約できるみたいなのでさっそくやらなきゃ。
町おこしとして市の行政が立ち上げた【ろこどる】(ローカルアイドル)として奮闘する(時給1000円、のちに1050円に昇給)女の子たちのストーリーなのでこの市役所が毎話出てくる一番の聖地です。
「なにも無い」と頻繁に語られるので実名を使わず流川としたそうですが、イベント時に役所の方が「流山」としてくれて良かったのにと言っていたそうです。
そしてその次に出る回数が多いのが主人公たちが住む自宅近くとされている利根運河なのですが、ここからではとても遠い！
徒歩1時間30分かかります。
駅近くの高校に自宅から徒歩で通っているような描写があるのですが、これはまぁアニメではよくある改変ですね。
ビジュアルは忠実に描かれていても場所場所の位置関係は演出により距離や方角をいじる事は普通に行われていて、あの大洗を再現したガルパンもシーンごとの背景は繋がらないですからね。
ビジュアルは利根運河で、位置はすぐそばを流れる江戸川がその流川なのかな。
利根運河まで歩いてみる予定ではあったのですが、なにせこの日は最高気温26℃と暑さに体が慣れていないこの時期としてはとんでもない猛暑日だったので断念しました。
ってか、暑さのせいで聖地巡礼も中途半端に終了。
和菓子屋さんとか洋菓子店とか神社とか……
まぁ県内なのでまたいつでも来れるし。
バスで流山おおたかの森まで移動してそこから東武アーバンパークライン(笑)で運河駅まで移動します。
2面3線の駅から単線に纏まるポイントに萌える。
こんな長閑な単線なのにアーバンパークラインw
まぁ多分多くの人は元の名前である「野田線」と呼んでいると思う。
「運河」駅
小樽でも函館でもなく千葉でその名も「運河」とニ文字のみで名乗る潔さ。
1880年に完成した利根川と江戸川を8.5kmで繋ぐ運河で、これにより東北北海道方面と東京の物流を房総半島をぐるりと回る事なく短絡させることが出来たそうです。
あの浮き橋【ろこどる】OPでも出ていた橋だ。
手摺も無く怖そうと思っていたけれど実際には結構しっかりした作りでした。
作中で流鉄流山線の車両が走っていたけれど、本当は東武野田線アーバンパークラインだったんですね。
アニメでは露天安置されていたビリケンさんも屋根ができていました。
数年前に壊される事件があったそうで、修復の後地元博物館に収蔵し、これは2代目だそう。
初代はあの大阪通天閣のビリケンさんよりも古いそうですよ。
そして聖地巡礼の最後は第1話とクリスマスSP回に登場した流山おおたかの森SCです。
元々この地を走る東武野田線に駅は無く、つくばエクスプレスの駅が開業し野田線にも接続駅が出来、ついでこの大型ショッピングセンターを中核とした各種商業施設やタワー型マンションが次々と立ち並び今では千葉県随一のイケてる街(アド街ック天国で言ってた)だそうですよ。
なのでそのイケてる街に宿泊です。
駅から直結の「ホテルルミエールグランデ流山」に宿をとりました。
自宅まで1時間少々で帰れるというのにここで1泊。
千葉県民割制度で5000円が割引されるので24時間ゆっくりステイに朝食も付いて6000円ですよ。
そのうえこの旅行期間内で飲食店使える地域限定クーポン2000円分付いていてますますお得。
せっかくそんな制度があるので使う事にしました。
3年前にできたホテルでお部屋も綺麗ー
昼過ぎには聖地巡礼を終え、翌日の昼12時までのんびり滞在。
外は暑いので部屋で【ろこどる】最新刊を読みながら【ろこどる】アニメを見て過ごします。
もうこうなると「イケてる街」関係ありませんね。
さっきのショッピングセンター内書店で昨日この最終巻が出ていたことを知りました。
もう運命に導かれた感じ？
一般向け書店ではメジャーとは言い難いこの作品が目立つ所に置かれていたのはやはり地元だから？
僅かに聞こえるつくばエクスプレスと東武野田線アーバンパークラインの音を聴きながらおやすみなさい。
朝食のローストポークと出汁茶漬け美味しいー
お宿の朝食って夕食より好き。
このホテルはおススメだ！
もうフィギュアやアクリルスタンドといった商品展開はほぼ終わったコンテンツなので写真のモデルさんとして自作して連れて行きました。
放送当時、声優さんにそれほど興味はなかったので今見て、「えっ！みっく(伊藤美来さん)だったの⁉︎」となってます。
その上、主人公と別ユニットのAWA2ガールズなんてえみつんの他にも今井麻美さんと黒沢ともよさんに豊崎愛生さんってとんでもなくないか⁉︎
なんかちょっともったないことした感じ。
ここから盛り上がれば原作コミック最終巻の卒業まで第2期が作られるか？…………
まぁさすがに今からでは無いか…………
お疲れさまでした。
色々と感想は有るのですが、最後の文面が衝撃過ぎて・・・
自分はこのアニメの存在は知っていたのですが、全く興味を持っていませんでした。それが・・・
声優さんがそんなに豪華だったとは。
(ノ°ο°)ノ オオオオ
自分が良く使うスマホアプリ「舞台めぐり」でも、このアニメタイトルが存在します。
月に何人かの訪問者が居るようです。
「ろこどる」＿＿＿
認識を新たにしました。
お蕎麦の後は、出汁茶づけ食べたぁ～い！
しっかり楽しませて頂きました。
お恥ずかしながら、アニメ【ろこどる】はリアタイで観ており、今なおレコーダーに保存しております。
私にとっての『流山』は、昭和５２年に少年ジャンプで連載されていた「すすめ!!パイレーツ」ですね。
本作品は、流山市をホームタウンとするプロ野球チーム・千葉パイレーツとその選手達を中心に描いた野球漫画がありました。
と言っても従来（当時）のスポ根ものではなく、不条理なギャグ漫画でした。
ワーイワーイへ(ゝд・三≧Д≦)ノワーイワーイ
コメントありがとうございます。
少し前のアニメを見たりすると「この役、あの声優さんだったの？」といった驚きの発見は良くありますよね。
数年前は"クラスメイトA"とクレジットされているこの人が今やさいたまスーパーアリーナを満員にするまでになってる！となれば少しは自分も頑張ろうとなれますw
コメントありがとうございます。
ゆかりさんとお近づきになりたい人生でした。
千葉パイレーツは江戸川沿いの記憶はあったのですが、流山なんですね。
そう言えば流産大というのも覚えていますがあれも流山産業大学だったんですね。
(ネーミングの酷さwは時代ですね)
ロッテ球団が千葉に移転して来た時にチーム名を公募したら応募数最多は確か「千葉パイレーツ」でした。