このところずっと憂鬱だった事。
カメラの調子が良くない。
一度銀座のNikonサービスセンターに点検に出したのだけれども根本的な解決にはならず。
そしてついに決定的なトラブルが。
娘の吹奏楽部演奏会を動画撮影していたところ急にセンサーのロックが液晶画面上で暴れ始め、そして家を出る前に満タンにしたはずのバッテリー残量がメモリがひとつまで突然下がってしまい、最後の1曲はスマホで撮影しなければならなくなりました。
それまでぼくが趣味の写真でダメだ～もうカメラ調子悪くて全然きれいな写真が撮れない～とグチっていても聞こえないフリ？をしていた妻ですが、娘の演奏をちゃんと撮れなかったというのはさすがにマズイと思ったのかその日の夕方にはカメラを新しく買ってくれることになりました。
それまで使っていたD5100から4世代目の後継機種Nikon D5600です。
D5100を使いながらも次はフルサイズ機が欲しいよなーなんて野望もあるにはあったのですが、やっぱりかなり重いんですよね。
自分は旅行や通勤時にバッグにひょいっと入れてささっと撮るような使い方が主なので重くて大きな物はどうにも使い勝手がよくなさそう。
そりゃ２機同時運用でコンパクトなAPS-C機あるいはミラーレス機を普段使いにして、基地祭などではフルサイズ機をカメラバッグに詰めて……なんてことができれば理想ではあるのですが予算的にさすがにそれは難しい。
ならばやっぱりAPS-C機のほうが都合が良いかなとのチョイスです。
D5700がそう遠くないうちに出そうな噂もありますがその分値段も下がっていたのでよい買い物でした。
(動画が4Kになる？ そんなのHDで十分だしー)
D5100の後継機種とはいえ5年の隔たりがあるのでその間の進化もちゃんとしており、まず解像度が1620万画素から2416万画素に増えただけでも買ったかいがありました。
とは言ってもこのブログ上ではぎゅぎゅっと圧縮されてしまっているんですけどね。
色のにじみも見つからない。
明るさと暗さのコントラストも潰れず描き出してくれている。
D5100の調子が悪くなってからはRAW現像でガツンと数値を上げないとこんなに鮮やかな色になりませんでしたが、このカメラは撮って出しでも目で見た通りの色を出してくれます。
少し霞んでいる空気の中でもちゃんと遠方のディテールまではっきりわかる。
あと足りないのは自分の腕か……
セットされていたAF-P DX NIKKOR70-300mm f/4.5-6.3G ED VRですがキットレンズにしては結構良い描写力で、このダブルズームキットを買い、ボディと18-55mmは売ってしまうなんて人もいるとの記事も見ました。
できれば冬の澄んだ空気の中で試してみたかったというのはありますが……
センサーの追従も素早い。
D5100は結構追っている間にもちょいちょいフォーカスが外れてしまいウイーンウインとモーターを悩ましていたことが多かったですからね。
電柱や草が横切ってもきっちり追いかけてくれている。
そして反応の素早さが一番驚きました。
モーター音がまったくせず瞬時に合わせてくれるので人通りの多い駅コンコースでも立ち止まることなく一瞬で撮影できてしまいます。
その速さは最初にイジったときには不良品でAFが壊れている勘違いしたほどですから。
この素早さならドールやフィギュアを人目の途切れた瞬間にささっと出して撮影なんて使い方もできますね。
そしてBluetoothでスマホに写真を転送できるのも驚き。
ツイッター民としてはとても嬉しい機能です。
そして新しいものを手に入れたならやはり湧き上がってくる物欲。
ストロボ等の基部となるアクセサリーシューのカバーですがD5100で使っていた黒いプラ製のものを嵌めたのですがどうにも安っちー。
思い切ってステンレス製のオプションを購入のために溜まっていたヨドバシポイントを吐き出し。
こんな小さな（しかもカメラ性能にはなんら関与しないただの見た目）ものが1900円ですよ。
専用のケースに入れられているし何様？
でも着けてみるとやはりカッコイイ。
ほんとただの自己満足の商品ですけどねｗ
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