Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

イタリア料理教室【基本上級・6月】

2018-06-06 23:11:07 | イタリア料理

今日はイタリア料理教室へ行ってきました


今月からまた新しいコースがが始まり、この1年でどんなメニューに出会えるのかワクワクしています


いつも通り始めに調理手順のご説明やレシピの由来などをお伺いしてから調理スタート


まずはパスタ代わりの「Tiella」を作ります。プーリア州にあるバーリという街で食べられる焼きリゾットで、浅いティエッラというお鍋で作られるお料理です


パエリアの原型ともなったと言われるそうですが、見た目はだいぶ違う仕上がりになりそう



フライパンに糸足を外してよく洗ったムール貝と白ワインを入れて火にかけ、蓋をして殻を開かせます。


開いた貝は取り出して半分は身を取り出し、半分は殻を1枚外します。フライパンに残った水分は貝からのダシがたくさん出ているので濾して綺麗にしておきます。


お鍋にお水と塩を入れて沸騰させ、スライスしたジャガイモを2分、スライスした玉ねぎを1分、お米を10分茹でます。



耐熱皿にオリーブオイルを塗り、みじん切りのニンニクとイタリアンパセリを散らしたら、ジャガイモ→玉ねぎ→スライスしたトマト→お米→むき身のムール貝→削ったペコリーノチーズの順で重ねます。


その上にもう一度ジャガイモ→玉ねぎ→トマト→お米をの順に重ねたら、殻付きのムール貝を並べて、ムール貝のダシを全体にかけます。



最後にペコリーノチーズ・パン粉・オリーブオイルをかけてアルミホイルで蓋をしたら、200度のオーブンで15分焼き、さらにアルミホイルを取って10分焼けば完成です


今日は時間短縮のために始めに食材に火を通していますが、本来は全て生のまま重ねて、オーブンで1時間ほど焼くお料理です。その場合は水をある程度加えてから焼くそうですよ


続いては前菜の「Caprese di capesante」を作ります。材料を切って並べるだけのとても簡単な前菜ですよ


イタリアではホタテを生で食べることはほとんどないので、こちらは日本のレストランなどでよく出される、日本オリジナルのレシピです


フルーツトマトはヘタを取って3mmの厚さにスライス、ホタテは半月型に切って横半分にスライス、アボカドは皮をむいてタネを取り3mmの厚さにスライスします。


トマト→ホタテ→アボカドの順位にずらしながら重ねたら、全体に強めに塩胡椒をし、オレガノの葉とレモンの皮を散らします。


レモン汁とオリーブオイルを合わせたドレッシングをかけて冷蔵庫で冷やせば完成です


最後にメインの「Gamberi alle erbe aromatiche」を作ります。今日はとっても大きな大正海老を使いますが、イタリアではガンベロ・ロッソと呼ばれる赤エビを使います。


エビは頭はそのままにしますので、頭のすぐ下から尾の直前まで、背中側から切れ目を入れて開きます。


背ワタを取ったら身に塩胡椒をし、タイムの葉を散らしてオリーブオイルをかけます。


フライパンにオリーブオイルと潰したニンニクを入れて火にかけ、オイルに香りが移ったらニンニクを取り出し、海老を入れて蓋をしながら火を通します。


頭の部分が火が入りづらいので、スプーンでオイルを頭にかけながら焼いていきます


しっかりと全体に火が通ったら取り出し、ベビーリーフとくし切りのレモンを添えれば完成です


全てのお料理が出来上がったところで、お楽しみの試食タイムに



前菜はホタテのカプレーゼ。通常カプレーゼというとトマト・モツァレラチーズ・バジルですが、今日は同じ色合いで別の食材で作っています。さっぱりしていてとても美味しく、見栄えがするのでパーティー向きですね




パスタの代わりにバーリ風焼きリゾット。塩は野菜を茹でる時に少し入れただけなのですが、ムール貝からかなりの塩気が出ているので、程よいお味に仕上がって美味しかったです


メインは有頭海老のハーブソテー。こんなに大きな海老だとそれだけで絵になりますね。さっぱりと食べられる、夏にはぴったりの一品でした


食後にはコーヒーを淹れて頂いてホッとひと息。基本コースなのでレッスン時間も最大でも2時間と短く、ささっと作れるメニューを教えていただけるので、また次のレッスンが楽しみです




最新の画像もっと見る

コメントを投稿