marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

(その2)善👽のセンターができるまで:神、悪魔と人の原罪のお話

2022-07-26 10:16:28 | #日記#手紙#小説#文学#歴史#思想・哲学#宗教

 人がこの地上に創造され、適応させるためにずいぶん長い時間を要した。試験期間、宇宙船のラボ(実験室)では実にうまくいった訳だったのだが。創世記1:1には、”・・・天地を創造された。” とあるでしょう。これは、アクアリウムやテラリウムという具合に実験場ではうまくいったことを示している。しかし、それから、この星(地球)に適応するかどうかの試験期間がこれまた、とほうもなく必要だったわけだ。

宇宙歴時間の6日目に人をこの地球に、神の似姿に創造されたわけだが、地球内で自己完結するようにそのシステムを構築するにあたっての手順が、第一日目から象徴的にシンボライズされて書かれている訳。

創世記の1章から2章までのところにおいても、いろいろ想像を掻き立て多くの書物が書かれて、本当に今の人間界の一週間であるとか、人はサルから進化したものであるなど、進化論はあるやなしやが大きな問題となったりする。

人は、創造者から鼻に息を吹き込まれ生きる者になった。で、この星は実にまれな貴重な星なのだ。この途方もなく広い宇宙に、自己完結型にアクテラリウムが存在しえる実にユニークな星だったから。それで初めての地上の人、アダムに助け手としてエバを与えて地上に住まわせたときに、創造者は忘れてはいけない約束を与えられた。

それが住まわせられた園の中央の木で、”命の木” と ”善悪の知識の木” を生えていたんだが、”善悪の知識の木”の実を食べてはいけないと仰せられた、という。死んでしまうから・・・・。ところが、エバは悪魔(天上から地上に落とされた天使で、悪い宇宙人と一応書いておく)にそそのかされて、その実を食べてしまう。

そもそも、善悪の知識の木の実を食べてはいけない、と言われたのは、初めの人アダムだけだったのだ。このとき、エバはまだ、いない、と創造の順番ではそう書かれている。きっと、エバはアダムから神からの禁止事項を聞いていたんだな。

しっかり、エバに話していなかったのか、頼りないと思われたアダムより狡猾な蛇の方がそれは魅力があったのだろう、その蛇にエバはだまされてしまう。「死ぬことなんかないよ。神様のように目が開かれて賢くなる。」と。・・・それでアダムも勧められて一緒に食べてしまう。人の命に死が介入した。・・・

人を創造した神と創造された人と、神相当の役割を持っていた天使の長(まったく神と同等の権威、権限を持たんとして嫉妬し堕天使となり地上で悪魔となった)のこの話が、地上のドラマのすべての始まりとなっている。その部分を読んでみよう。

*******(創世記3:9-19)

主なる神はアダムを呼ばれた。

「どこにいるのか。」

彼は答えた。

「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。わたしは裸ですから。」

神は言われた。

「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」

アダムは答えた。

「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」

主なる神は女に向かって言われた。

「何ということをしたのか。」

女は答えた。

「蛇がだましたので、食べてしまいました。」

主なる神は蛇に向かって言われた。

「このようなことをしたお前は

 あらゆる家畜、あらゆる野の獣の中で

 呪われるものとなった。

 お前は生涯這い回り、塵を食らう。

 お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に

 わたしは敵意を置く。

 彼はお前の頭を砕き

 お前は彼のかかとを砕く。」

神は女に向かって言われた。

「お前のはらみの苦しみを大きなものにする。

 お前は、苦しんで子を産む。

 お前は男を求め

 彼はお前を支配する。」

神はアダムに向かって言われた。

「お前は女の声に従い

  とって食べるなと命じた木から食べた。

 お前のゆえに、土は呪われるものとなった。

 お前は、生涯食べ物を得ようと苦しむ。

 お前に対して 

 土は茨とあざみを生え出でさせる

 野の草を食べようとするお前に。

 お前は顔に汗を流してパンを得る

 土に返る時まで。

 お前がそこからとられた土に。

 塵にすぎないお前は塵に返る。」

*******

この会話の中にすでに既に キリストが痛手を負うが、悪魔の考えは粉砕され抹消されるのだ ということが書かれているのだ、という。お分かりか。

それから・・・善良なBig Boss の管理センターの設置まで、実に多くの時間が費やされたのだ。

次回は、ずぅ~と昔の善なる宇宙人の心の管理センターともいうべき、Big Bossを紹介しようと思う。・・・つづく



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