marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

外出自粛が解除になったある晴れた朝

2020-05-23 17:59:58 | 日記

◆僕が日曜礼拝後、教会の会計の仕事が終わってから毎週自宅まで送り届けている老婦人がいる。コロナの関係で礼拝出席をご家族から止められて、解除になってから来られた先週、賛美歌に感極まってか顔を両手で押さえてしばらく動かなかった。戦争時、父上のこちらのご実家に租界させられ、見そめられて結婚されたが、こちらにはお知り合いの方が居られない。東京では青学に通っておられたとか。90歳は超えられているが、お話好きで週2回のデイ・サービスに行かせられてもその施設のお手伝いなどを率先して行うと。息子さんご夫婦が居られるがお子さんは居られずお嫁さんは真逆でまったくお話好きではない。家の中にはいるが遺族年金は息子夫婦にも使われ、怒られるから献金も思うようにできないのだという。2世帯で家の中はつながって共に住んでいて、猫はいっぴきいるがいつも独りきりだという。戦争の犠牲者だわといつも言われる。父上は東京であの白州次郎に使えておられた方なのだそうだ。皇族の方と写っておられる写真をいただいたことがある。東京での妹さんなどは最近まで知られた学者さんの奥さんにもなったいるとかで、時代と環境が異なっていればまったく違った人生を歩むことになったのだろうなと、いつも思う。教会では毎朝、今日は来れたと喜んで僕にきまって一番に挨拶をしてくれる。・・・ 



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