万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2223 作者未詳

2012-02-02 | 巻十 秋雑歌
詠月

天海 月船浮 桂梶 懸而滂所見 月人壮子

天(あめ)の海に 月の舟浮け 桂楫(かつらかぢ) 懸けて漕ぐ見ゆ 月人壮士(つきひとをとこ)


月を詠む

「天の海に、月の舟を浮かべて、カツラで作った櫂を、(舟に)取り付けて漕ぐのを見たよ。月の王子さまを」