万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2234 柿本人麻呂歌集

2012-02-13 | 巻十 秋雑歌
詠雨

一日 千重敷布 我戀 妹當 為暮零礼見

一日(ひとひ)には 千重しくしくに 我(あ)が恋ふる 妹があたりに しぐれ降れ見む

右一首柿本朝臣人麻呂之歌集出


雨を詠む

「一日中、いつも絶え間なく、私が恋い焦がれる、妻が(住む)付近では、しぐれが降っているのようだ」

右の一首は、柿本朝臣人麻呂の歌集に出る