ネットからの拾い物で、帰属がどの局のものか解らず著作権的に心配だが・・・あまり可愛かったので。
小さなわんちゃん、2と暮らしていたことがあり地震が最大の心配事だった。
咄嗟に両脇に抱えると、避難袋も何も持てないし、避難所にも生き物は
嫌いな人もいて入れてもらえないかもだし、第一上のパピヨンが
人好きで、避難所は張り切って走り回るに違いなかった。
地下車庫がコンクリートに囲まれて堅牢であったので、早急の避難先は
そこと決めて、テントを購入して置いておいたりした。
今は犬達もいず、見送ったことにはいまだ悲しみがつきまとうが、
しかし、もう世外の存在なので、彼らがこの世の苦しみを受けることはない。
それが、なんとも言えない安心感と開放感ではある。
動物とはいえ、預かった命。損じてはならぬ、と毎日気を張っていたような
ところがあり、今でもその習性が残っていて、走ってくる車には身構える。
お兄ちゃんのパピヨンを先に、それから弟のチワワを見送ってから
もうたぶん10年が過ぎるのに。
車に身構えるつど、あああの子たちはもういないんだった、と
喪失感と安心感がこもごも胸を包む。
弟のほうはしじゅう夢で会いに来てくれて、感触や息遣い、
匂いまでなまなましいのだが、お兄ちゃんのほうは
めったに来ない。弟のほうが私にべったりだったのだが、
お兄ちゃんのほうは、社交家で人間大好きだったので、
あちらで、遊びほうけているのかもしれない。
伊豆大島の高齢の方々は、もうお家へ帰られただろうか。
この子猫は?