goo blog サービス終了のお知らせ 

井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

個々人の責任と自覚

2020年03月10日 | 食べ物

 ライブハウスに、のこのこ出かけた寿司屋の店員個人を撃つ気はなく、むしろ、東京マラソンの見物に押しかけた7万2千人の人たちが、この店員と同レベルの意識の低さにあることは再度述べておきたい。

 聖火リレーにもおそらく無責任な人々が押し寄せる。排除という強権はふるえないのだろうが、マラソンの時もそうだが 自粛を拡声器で呼びかける程度のことはしないと、自覚のない人たちは今後も不要不急の人混みに参集する。政府の対策を批判する前に、個々人の自覚こそが最大の防御であることを再確認したい。


麻生発言に思うこと

2020年01月14日 | 食べ物

 

「日本は同じ民族が同じ言語で同じ王朝を築いた」という麻生太郎氏の発言が問題になっている。

 以前ラジオを通じて「日本は単一民族の国」と発信したことがある私に批判する資格はないが、言い訳すれば、「アイヌ民族支援法」成立の遥か以前の発言であり、当時の日本人が抱いている感覚ないし概念は総じて単一民族であったし、ラジオ局から注意を受けることもなかった。麻生太郎氏にはこう発言したら、こう批判を浴びるという想像力が、その立場にしては希薄、その場の勢いで後先考えない発言があり、擁護はしないが、今回の発言がまるで的外れかというと、それはない。大和民族が、2000年に渡って一つの言葉を用い、同じ王朝を築いた」というのは事実である。

麻生氏は、「同じ民族が」と言わず、「大和民族は」とすればよかったのかもしれないが、それでも食いつきたい人たちはいるのだろう。しかし初代神武天皇以降一系でつないできたということは日本人の[〈基幹としての〉精神性の矜持を語るには外せないところではあるまいか。

なかんずく同じ言語の共有が大和民族の特性と一貫性を語るには必須だとも思われる。記紀以前に存在したとおぼしき古史古伝にある神代文字を勉強し始めている時なので、より私にはその思いが深いのかもしれない。他民族排除論ではない、ラグビーのワンチームには共感を寄せたし 矢作先生たちの「歴史を含めた日本への敬意を抱き、価値観を共有出来るなら、日本人として受け入れるにやぶさかではない」という意見に私は与する。

属する国籍や民族の次元ではない。

 

余談だが「神代文字にはコード(暗号)として情報が封じ込められている」と矢作先生たちはいう。さらには、以降は突飛ともとられかねない大胆な説だが、神代文字は銀河系宇宙から降ろされた文字である、とも。したがって神代文字は地球の成り立ち、あるいはそれ以上の情報をも含む、と。上皇陛下の手術に携わった医学博士というお立場からして、つくづく勇気のある発言だと思う。東大病院は去られたが、口をつぐんで名誉ある経歴に安住できるお立場なのに。きっと何か、やむにやまれぬ思いに背中を押されてのことだろう。私はとりわけ鳩山由紀夫氏を代表格とするスピ系の人たちのこの三次元の厳しい政治外交を等閑視した「平和教」のごとき思想がとかく根拠なき理不尽な日本叩きへと傾くのを良しとはしない。自らサイキックな資質をお持ちだとお見受けする矢作先生たちの発言に素直にうなずくのは、GHQや国際連合という名の実態は戦勝国連合による日本貶め、中韓の理不尽な言いがかりに対しても、はっきり否を表明していらっしゃるからだ。

ちなみに時の施政者による改ざんがいくらかあるとはいえ、古事記の序文には「『先代旧事本紀』や『帝記』を参考にした」とある。では記紀に先立つ古史古伝は何語を用いて書かれたのか」ということであり、そこからも神代文字存在の可能性が導かれる。

矢作先生たちによれば 神武天皇は高天原という宇宙の高次元とつながった元来平和主義者であり

「征伐」というごときことはなかったとおっしゃる。私も高天原は三次元の具体的地名ではないと思う。神話の言語は、形而上言語であり形而下のそれではない。

神々とつながっていたのが縄文人であるという矢作説によれば、日本人とは縄文人から霊的DNAを受け継ぐ存在である、とも規定されるのかもしれない。

大陸から来た者たちとの合体が弥生時代を作り、縄文人たちの作り上げた文化が格落ちして現在に至る・・というニュアンスでの発言も矢作先生にはある。世界のあらゆる文明は日本発である、とも。神々の別名は「地球外生命体である」という意味のことも述べられ、目をはじかれる思いをすることがある・・。太古神々が日本に降りた、として観察者の意識によって結果が変わる量子力学をベースに語られてもいて、物語を読み明かすような知的高揚を伴う面白さもある。

しばらく矢作先生を筆頭にこの近年続々と登場した知的グループの発言をしばらく追いかけてみたい。グループには霊能者も含む。矢作先生自身が霊能者に近い感受性をお持ちだと思うが。

文中の不備については後ほど、ということでご寛恕を乞う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


白湯断食デー

2019年03月14日 | 食べ物

一昨日、24時間白湯だけ飲み食断ちをしたら持病と化した
慢性蕁麻疹が出ず、これが食断ちのせいかどうか知りたくて、
今日もやってみている。

昨日は、納豆を食べ、そしてネギと豆腐としじみの味噌汁、それに
自家製のジュースだけにして、それらを口にしたのが
昨日の夕刻なので、もう20時間白湯しか飲んで
いないが、本日零時まで続ける算段。

ダイエットに苦労している人が多く、世の中にはあの手この手の
ダイエット本が氾濫して売れているが、ダイエットなど簡単である。
一日、白湯だけで過ごし翌日を味噌汁とジュースにするだけで
1キロ、体重が減る。

かつての経験では、自家製ジュースと微量の塩だけで
3日間、3キロは簡単に減る。意志が弱い人は
断食道場にこもればよい。私は山中のホテルにこもり、
山の上まで歩きそこの露天風呂で朝日を浴びつつ過ごし、
ホテルに戻ってからも、ひたすら温泉につかり
あとは読み物と書き物で5日間から10日間を
過ごす。これに瞑想を付け加えれば精神にもよいのだろうが
瞑想は不得手で、やってない。しかし、友人の著書に
触発されて、いずれ断食に瞑想を取り入れてみたい。
となればまるで釈迦の行法である。

ダイエット本を書く前の知人から相談を受け、「食べなきゃいいだけ」
と答えたら、怒られたがしかしダイエットの要諦は「食べない」に尽きる。
それをあのてこのてで、置き換え食やら体操やらとややこしく
展開するから、ダイエットの壁が分厚く高くなる。

3日間、食べなければいい。これを適宜、繰り返せばいい。
3日がきつければ、1日でもよい。
軽い飢えはむしろ細胞が活性化し、頭は冴える。
禁煙も同じく。食を断つと、てきめんまずくなるので
吸わなくなる。止められなくても、それを断続的に繰り返せば、喫煙量は
減るだろう。

・・・・というのが私の持論であるが、専門家ではないので
信じないように。

食断ちした上で、歩き回れば上々であるが私は体を
動かすのが嫌いなので、今日はもっぱら読書日にする。
気が向けば体操教室に行くか、ブルブルと
体を動かすマシンに乗る。このマシンに5分間揺られると、
3,5キロ歩いたと同等のカロリー消費であるそうだ。

山中のホテルにこもると、山の上の雲海を見下ろしながら朝日を
浴びて湯につかるというご褒美があるので、往復60分の
山道を、小鳥の声を聴き樹木の放つ息吹、
フィトンチッドを浴びつつ、無理なく歩くことが出来る。
1年に1回は、5日間から10日間、リセットのために
その定宿ホテルに滞在したく思っている。


残飯

2018年10月18日 | 食べ物

「一度客に出した料理の再利用」が合法化された、と韓国の報道である。

http://buzz-plus.com/article/2018/10/16/can-reuse-food-news/

以前から行われていたことで、驚きはしないがそれが合法化された
ということなのだろう。

キムチ、トマト、ライス、レタス、カクテキ、ゴマの葉、
トウガラシ、ニンニク、他の果物ナッツ類などである。

むろん合法化はその国の自由なのだが、日本人は心得ておいたほうがいいだろう。
おそらく大方の日本人が忌避すると思われる。日本人の潔癖さもあろうが、
先進国スタンダードからも、韓国の再利用食品は受け入れがたいと思われる。

食品それ自体が無問題であったとしても、日本人の潔癖観からは許容し難い
ことに加え、一度他の客に供されたものは咳による唾や、テーブルに出されて
いる間のホコリやタバコの煙を浴びている可能性がある。

韓国は中国と並んで食品汚染で名うての国である。

韓国のモスバーガーだったと思うが「日本産の食材は使用していないので
ご安心を」ということが、プレートに置かれる紙に印刷されていたそうで
怒るより失笑する。

ソウルにおける放射能は、東京のそれより高いのだ。
昨年7月の特定日の計測結果は、東京が「0.038マイクロシーベルト」、ソウルが「0.125マイクロシーベルト」だった。ソウルは東京の3倍以上の数値なのだ。
これは韓国の地質による自然放射能ともされているが、漏れ汚染ではないかとも
指摘されている。

それにしても、モスバーガーに神経質な文言が添えられている一方、
韓国から日本への食べ歩き旅行はひきもきらぬ、不思議。
彼らがガイガーカウンターを持ち歩いているという話も
聞かない。

個人的なことを申せば、私は福島産の米も果物も平気だが、
韓国産の食品は用心する。余儀ない時以外は口にしない。
中国産も同様である。両国にも誠意のある作りてはいるのであろうが
国家規模で食品への信用度は低いので、申し訳ないが
食べたいとは思わないのだ。

銀座のドラッグストアに入ると、中国人がひしめいていて、店員も中国人がいて
賑わっているのは結構だが、マナーが・・・・。
ただ中国内で私が遭遇した列無視などのことは、さすがに日本では
見かけない。

聞くと見るでは大違い、ということで韓国や中国からの観光客の
人々は、日本人の良い点を見ていって頂きたいと思う。

それにしても、対馬に押し寄せてくる韓国人観光客、土地を買う韓国人を
放置でよろしいのだろうか。彼らの一部か、あるいは多くが対馬が韓国領だと
信じ込んでいる。

上記にかかわらず、外国人による土地の取得は阻止すべきではなかろうか。
ことにも水源地を守りたい。日本の子供らに負の遺産を渡してはならぬ。

追記 「合法化」された、という報道に対して異論記事も出回り始めたので、付記しておきます。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181020-00010002-bfj-sci&p=1

 

吉原遊廓と玉子丼

2018年07月14日 | 食べ物

格の高い老舗蕎麦屋の、おつに澄ました玉子丼が気に入らず、
「しょせん女郎が、花魁のふりするんじゃねいやい」
と毒づいたのでしたが、玉子丼を下級女郎扱いするのも
玉子丼にしたら、セクハラっぽい迷惑な話。

本日は、老舗ではない普通の蕎麦屋でまた、玉子丼を頼んだのでした。
見た途端、ダダ黒く下品のさまに期待して、一口食べたらまずは
合格。とはいえ、要らざるちくわの切れっ端やら、水菜。

とりあえず80点で満足。あと数年、玉子丼は口にしないでしょう。

玉子丼で、はしなくも思い出したのが昔、電通に頼まれて
書いたのがネット配信用の何かの素材に使うとかで、郭を舞台の小説。
書いたことのない時代小説を書けるかな、と危ぶんだのですが、
郭の専門研究家の女性をつけてくれたので、思ったより
なだらかな執筆でした。
刀の白刃に、桜の花びらを散らせたりしながら楽しみました。

主人公が、行ったことのない吉原に焦がれる若い錺職人(かざりしょくにん)だったと
思います。

その男とだったか、別の人物とだったか郭を抜け出させたい
腹案で、しかし考証についてくださった方が、それは不可能です、と。
いえ、そこを何とか。不可能を可能にした時、小説的快楽が
生じるので。と頼み込み、あの手この手の郭脱出の
描写に、わくわくとしたのでした。

遊郭の中に、お歯黒溝の辺りに住む下級女郎も小説には登場するのですが、
年増になって表舞台では売り物にならなくなった女や、不祥事を
引き起こした女がお商売をするエリアが
吉原のぐるりをめぐって流れるお歯黒溝の界隈なのでした。

花魁言葉も教わりながら書いたのですが、今読み返したいと
思っても、管理にずさんな私はどこかにやってしまいました。
高倉健さんに激賞された歌の歌詞も、どこかに置き忘れたまま
消失。
結局高倉さんは歌われなかった、というのはついてきた曲が
お気に召さず、それは大御所の手になるものでしたが、
聞いた途端、私も絶句。
パセティックに謳い上げる語句で編んである歌詞に、鼻歌交じりの
のんきな曲がついて来たのです。明らかに歌詞の世界観の
読み違え。

プルーストのマドレーヌのみならず玉子丼からも、過去の断片が蘇って来ます。

 *はしなくも=図らずも ・ 思いもよらず ・ 偶然 ・ ゆくりなくも

 *錺職人=かざりしょくにん=かんざしなど錺(飾り)を作る職人。金属加工技術の居職(いじょく)

*居職= 自宅で仕事をする職業。また、その人。⇔出職(でしょく)。

誤変換他、後ほど。