2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開催地である韓国江原道の知事が、
日本との連携を呼びかけに来日していて、東京への五輪招致には
あれだけ妨害していたのに・・・、と実は、改めて呆れもしない。
まあ、そうだろうな、と思うだけだ。日本人のメンタリティで生真面目に受け止めていると
疲弊するばかりだ。
しかし、ちょっと嫌な予感がするのは超党派の「日韓議員連盟」と韓国の「韓日議員連盟」の
合同総会が今月末東京で開かれるそうで、大きな話題の1つは平昌冬季五輪で、しかし
おそらく、東京の夏季五輪をダシに、また「日韓関係修復」を口実に、平昌への援助という話が出るだろうことだ。
関係修復という言葉にも、日本人である私はいささか、ひっかかるのであり、
関係を壊しにかかってくるのは、常に韓国側なのだから。五輪誘致への
妨害もそうであったけれど。
あの舌の根も乾かぬ内に、都合のいいところで友好や協力を言ってくる韓国には
驚かないが、さてそれにやすやすと乗りそうな日本がどうにも、いかがなものか。
平昌五輪はもともと、降雪が少なく、なぜここをIOCが選んだか、大変に
不思議であるが(皮肉である。分かっている)、ある事情で(これも分かっている)
大変な資金難にも陥っている。降雪の技術も未熟で、となると日本頼みに
決まっている。
ソウルと平昌との距離も問題点として指摘されていたが、「仁川(インチョン)国際空港と平昌を68分でつなぐ」と韓国がアピールした高速鉄道KTXの建設工事(総額10兆ウォン=約9000億円)は計画発表後、1年足らずで資金難で白紙となった(『中央日報』12年1月3日)。
結局資金と技術はまた日本頼みなのではなかろうか。
サッカーワールドカップの時のようにまた安易にお金を渡して、日本のお金で
出来たサッカースタンドで、反日横断幕を張られたり、反日コールをやられ、
挙句貸し付けたお金は踏み倒されたまま・・・・というあれをまた
繰り返さないで欲しいのだが。
しかし、やるんだろうな。・・・・という以前に、水面下でもう約束は成立している
気がしないでもない、ある理由で。
隔靴掻痒の書き方がやたら多い一文となったが、韓国に対してはとにかく
ものが言いづらい。不健康なことだが、これが現実である。