井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

預かる命

2013年10月28日 | 日記

 

ネットからの拾い物で、帰属がどの局のものか解らず著作権的に心配だが・・・あまり可愛かったので。

小さなわんちゃん、2と暮らしていたことがあり地震が最大の心配事だった。
咄嗟に両脇に抱えると、避難袋も何も持てないし、避難所にも生き物は
嫌いな人もいて入れてもらえないかもだし、第一上のパピヨンが
人好きで、避難所は張り切って走り回るに違いなかった。

地下車庫がコンクリートに囲まれて堅牢であったので、早急の避難先は
そこと決めて、テントを購入して置いておいたりした。

今は犬達もいず、見送ったことにはいまだ悲しみがつきまとうが、
しかし、もう世外の存在なので、彼らがこの世の苦しみを受けることはない。
それが、なんとも言えない安心感と開放感ではある。
動物とはいえ、預かった命。損じてはならぬ、と毎日気を張っていたような
ところがあり、今でもその習性が残っていて、走ってくる車には身構える。
お兄ちゃんのパピヨンを先に、それから弟のチワワを見送ってから
もうたぶん10年が過ぎるのに。
車に身構えるつど、あああの子たちはもういないんだった、と
喪失感と安心感がこもごも胸を包む。

弟のほうはしじゅう夢で会いに来てくれて、感触や息遣い、
匂いまでなまなましいのだが、お兄ちゃんのほうは
めったに来ない。弟のほうが私にべったりだったのだが、
お兄ちゃんのほうは、社交家で人間大好きだったので、
あちらで、遊びほうけているのかもしれない。

伊豆大島の高齢の方々は、もうお家へ帰られただろうか。
この子猫は?


6 コメント

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Unknown (achabi)
2013-10-28 04:33:07
お久しぶりです(*^^*)!
我が家には、先住犬5頭と里子に来てくれた9頭の計14頭がいます。主にポメラニアンであり小型犬ですが、災害時のペットの扱われ方を見るにつけ(うちは避難所には行かない、行けない!)と思ってます。たった1頭であってもです。何かあったら最初から行動は一緒と決めてます。
家には、頑丈なコンテナボックスに犬用のミズヤ缶詰めを常備。車にはテントやオムツ、敷物なとを分けて常備。

(ペットは、飼ったら最期まで責任を持って飼いましょう)の言葉は、災害や避難の時には、全く無力な言葉になりますよね。
そりゃ、人命第一というのは分かってます。でも、だからと言って、(避難の際はペットをおいてくること!)と、いつまでもいつまでも同じ事を繰り返してていいのでしょうか!。
(預かり舎は、あとからすぐに作ります。とにかく連れて来て下さい!わなんて時代は、いつ来るのでしょうか……多分無理ですよね。

避難のニュースを見る度に、(被災地のペット達にフードを届けてあげて下さい!)と、ペットフード会社各社に電話するのが精一杯の私です。
何かあったら、日頃儲けさせて貰ってるペットへの恩返しとして、ペット関連会社各が一丸となって、ペット用の避難所を開設するシステムなんて……もっと無理ですね(T_T)。

またまた、とりとめの無いコメントしてしまいました。

とにかく、今居る子達の最期の時に(この家の子で幸せだったよ、この家の子になって幸せだったよ)と言って貰えるように大切に育ててます。


追伸
犬と猫と考える、というブログがあります。
お時間ある時に覗いてみて下さい!
かなり重い内容ですが……。
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Unknown (くおん)
2013-10-28 12:26:59
なんとも可愛らしい子猫ちゃん。
避難者の方々も無事に家に戻って平穏な生活を送っておられれば良いですが・・・

大震災の教訓から最近様々な自治体でも、避難所でのペットの扱いについて対策を決めているようで、ペットを飼っている身としては少し安心しますが、やはりなかなか難しい問題ではあるのでしょうね。

誰に聞いたのか忘れましたが、動物の魂は次は人間に生まれる事ができるようにという視点で愛情を注ぎ育てなさいというお話があって、心に残り、彼らの人生を全うさせるお手伝いが出来ればと思って接しています。

うちも二匹ですが・・・1匹はクール、1匹は甘えん坊でどちらも高齢。虐待される人生、人格を無視される人生もあったかもしれないけど、自分の元へやってきたご縁があった以上、この子たちの人生を全うさせようと、高齢となり更に責任を感じています。

先生の二匹のワンちゃん、お兄ちゃんはもう別の人生を歩んでいるのかもしれませんね。
弟くんは、もう少し先生の傍にいたかったのでしょうね。もしくは新しい体を幽体離脱して(笑)遊びに来ているのでしょうか?先生が傾けた愛情が忍ばれるお話でした。
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Unknown (民草)
2013-10-28 22:52:24
ニュースで、猫さんに「ゴメンな。ゴメンな。」と泣きながら避難なさった御老人をみて、貰泣きしてしまいました。
3.11の際には、窓枠にしがみつきながら「家の仔残して避難できないな。ブルーシートだけででも留まるしかない。」と覚悟しました。何とか家も街も軽い被害でしたが。
縁あって預かった命を全うさせる事が難しくない社会、置き捨てて行かなくても済む方法の有る社会が来ます様に。
それには経済・精神共に安定した平和な社会が必要かと。
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ありがとうございます (井沢満)
2013-10-29 02:21:36
>achabiさん

大勢の暮らしですね・・・・
私はいまだに実はうちの「子たち」に「匹」や
頭という単位を使えません。

かといって一人とはいえず、何となく
ごまかしています。


>くおんさん

魂みたいなものを見たのですが・・・
紫の発光体のような・・・・
それが絶対そうだと言い切る自信は
ありませんが・・・。

犬の魂は個々が集合して一つの
別の大きな魂に吸収されて行く
という説やら、進化して人間やら
ありますが・・・
死後会えるとも・・・・

私の場合、明らかにそこに「いる」という
感覚をたまにですが、いまだに持ちます。
下のほうの子ですが。
出会った時、変な言い方ですが
「あ、この人」という感じ。間違いない相手と
間違いなく巡りあった感覚、一瞬で、
そこからもうべたーーーっとくっついて
来る子になりました。1秒かかりませんでした。他にいっさいなつかない子で、2,3人なんとかおあずけ出来る人を確保するのが大変でした。めったに外にも出ませんでしたが。

民草さん

「ごめんな」は切ないですね。

肉体を持たぬというのはある意味
恩寵で、そういう辛さかの開放でも
あります。死は。

私は再会出来ると思っています。
少なくとも下の子は。
離れないですねえ・・・。ずうっと。
お互いがお互いを必要としなくなるまで
一緒にいようね、と言っています。

私は来世、この世には絶対来たくない
人間ですが、この子がもしこの世に
誕生せねばならぬ運命だとしたら
私も生まれて世話せねばと思ってます。
至らぬところが多いのですが、私が
彼にとってはそれでも最良である、と
なぜだか確信があるのですよねえ。
ヘンですが・・・。
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初めまして ()
2013-10-30 02:05:42
初めてのコメントで、緊張しています。
よろしくお願いします。
うちにも犬がいて、今は彼のみになってしまいました。
もう、12才になります。
体は大きいほうですが、性格はとてもフレンドリーです。
腹見せが得意で、すぐにゴローンと仰向けになり、撫でようとして近づくと、パッと起き上がって飛びついてきます。(彼は軽くジャレているつもり、まだ自分のことを子どもくらいにしか思っていません)
そんな彼に、体当たりされよろめく日々。
まだまだ元気です。
たまに、ブログに写真を載せています。
よかったら、探してみてください。
それと、話は変わるのですが、私はブログの仕組みが未だによくわからず、以前、宗教の話題をお書きになっていた記事を、無断で引用してしまいました。
名前など、出すべきだったのでしょうか?
悩んだ末、お名前は出さずに、私の記憶の中の、解釈した範囲でブログに引用させてもらいました。
その事は書いてあるのですが、気になっていたので、コメントついでに、どさくさ紛れの勢いを借りて告白します。
やはり、引用元のお名前は出すべきでしょうか?
当方のgooblog名で、調べて頂けたら、お分かりになるでしょうか?
一応、記しておきます。
お時間があれば、読んでいただければ嬉しく存じます。
gooブログ
だんご屋.de.qulaune
q6nekonodango
と、申します。
初めてなのに長々と、コメントし、すみません!
(;>_<;)
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はじめまして (井沢満)
2013-10-30 06:05:31
風さん

読者登録してくださってます?
その時に一度ブログは拝見したような
記憶が。今も、覗いてみました。

まだワンちゃん元気いっぱいでいいですね、
のびのびとした様が伝わって来るようです。

お尋ねの件ですが・・・・

文章引用は、漠然とした記憶に依る記述なら、名前を出さぬ限り問題はありません。

また名前を出しての引用は、一部なら無問題です。名前を添えての引用の場合は、言葉通り正確にコピペが必要です。
無断転載お断りの掲示がある場合は、微妙ですが・・・・実際は余り守られていないかもしれません。
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