デモクラティックスクールまんじぇ まんじぇの仲間ブログ

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比較

2015-09-12 14:51:48 | もーりー
先日、家族で北海道旅行に行って来ました。

その時にたまたま観たTVで自閉症とされる子供に対しての教育というような番組が放送されていました。

で、その中で教える側の人が、『自己肯定感が低いのが問題』というような発言をしていました。

なんかメチャメチャ腹が立ちました。


いや、確かにそうかもしれん。多分、そうやろ。

けど、その子に『劣等』という自己否定感を植えつけて来たんは誰やの?生まれたばかりの子供には、自己否定感なんか無いよ。

周りの大人が一生懸命比較して、良いだ悪いだ言うて、自己否定感を植えつけて来たんよ。

それである程度の年齢になったら、『自己肯定感が低い』とか懲りもせず比較して問題視する。

もうね、ムチャクチャよ。こんなん教育でも何でもない。子供に責任転嫁しとるだけや。





と、思うてしまいました。そこで、ハタと気づきました。


『比較』とは単に『比較する側』の都合と思い込みに過ぎない。


要するに『比較される側』は利用したい時は利用し、利用したくない時は無視したらいい。


これね、どんなに権威がある人の比較も同じよ。だって権威があるからと言って、他者の人生を生きられないから。

自分の人生は自分にしか生きられないからね。


でね、僕もこれまでに沢山子供達に自己否定感を植えつけて来たのだけど、それはもう否定しようがないと思うし、これからもやっぱりそんなことはあると思う。出来るだけ気をつけるけど、未熟やからね。ごめんね。


ただ、出来るだけ一緒の時間を過ごしたいな。そして、僕に教えられることがあれば教えてあげたいな。


教育ってシンプルに教え育てることやと思います。比較するから難しくなる。





そんなことを感じた北海道旅行でした(^^;;



今日から仕事が始まり、とても解放された気分です\(^o^)/




ありがとうございますm(__)m

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2 コメント

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なるほど! (はなな)
2015-09-14 10:04:14
『比較される側』は利用したい時は利用し、利用したくない時は無視したらいい。
なるほど!そうですね。
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Unknown (のば)
2015-09-14 14:51:13
はななさん同様、私もなるほどと思いました。でも子供にはなかなか難しいことですね。やっぱり周囲の大人ができるだけ比較しないで教育していけるのがいいですね。比較は優越感や劣等感しか生まないですもんね。でも今の教育者と言われる方たちは優越感も劣等感も必要だと考えている方が大半ではないかと。私はどっちも自分の中から捨てたいと思っています。
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