デモクラティックスクールまんじぇ まんじぇの仲間ブログ

何気ない日々の家庭から見えてくる(?)まんじぇ♪
保護者・生徒・ボランティアなど、まんじぇに関わる者たちで書いています

第1回家族会議

2017-07-12 11:30:40 | のば

物置状態になっていた部屋を

お父さんがきれいに片づけてくれました。

 

大きめのテーブルを持ってきてセッティング。

すると会議室みたいになって

みんなが集まってきて、思い思いの場所に座りました。

 

「これからここで月に1回、家族会議やろう」

言い出したのは、お父さん。

「良かったことや嫌やったことを言い合ったり、

 今後やることややってみたいことを話し合う」

「まんじぇみたいに?」

「そう、まんじぇみたいに」

「分かった」

 

そういうことで、今月初めに

我が家の第1回家族会議が開催されました。

 

「お父さんやお母さんに言いたいことがあったら

 遠慮なく話してくれ」

 

そう切り出して、

 

キャンプに行って楽しかったことや、

キャンプの準備中に(親が)疲れて雰囲気が悪くなるのが嫌だったこと、

海に行きたいこと、

これからもまんじぇの正会員でやっていきたいこと、etc...

いろいろ出てきました。

 

 

最後の方で、お父さんはこうきに言いました。

「お父さんは、こうきに高校には行ってほしいと思っとる」

率直に。

 

それに対しこうきも

「オレは、今はまだ行くかどうかはっきり分からん」と。

素直に。

 

それぞれの思いを話しました。

喧嘩ではありません。

この親子、決して仲が悪いわけではありません。

 

私は普段、ずっと子供たちと過ごしていて、

ありがたいことにコミュニケーションも取れていますが、

サラリーマンのお父さんは、

疲れて帰ってきて子供たちの話をゆったりと聞く余裕がありません。

 

日常の中で、「高校くらいに行っておいてくれたら・・・」と

先々を思うあまりそう考える父親の気持ちが

私にもこうきにもちゃんと伝わってはいました。

 

ただ私はお父さんに言いました。

 

「もし、こうきの寿命があと1年って言われたら、

 同じことを言っとると思う?」

 

それを聞いてお父さん、

「言わんな。・・・頭では分かっとるんやけど・・・」

 

お父さんにもこうきの気持ちは十分に伝わっていました。

 

これまでにも、必要に応じて家族で話し合ってきましたが、

今回、こうして改めて時間を作ってみると、お互いがに冷静に

普段言えないことが伝えられて良かったなと思いました。

 

この会議、できるだけ続けよう

ね?

お父さん。

 

 

のば