涙が出る訳は？

がいやの母、はなな です。


日曜日は小学校の運動会でした。

がいやは、運動会前には、見に行きたいなと言っていたのですが、当日何も言いませんでした。

なので、あえて、見に行くんじゃなかったの？とは聞きませんでした。


去年の夏休み明けから行き渋り、運動会後から学校に行かなくなった がいや。

去年はリレーの選手に選ばれていて、走る姿をじいちゃんばあちゃんにも見に来て欲しい！と言い、自らじいちゃんばあちゃんに手紙を書いていました。

土曜日も仕事のじいちゃんは、これまで孫の運動会を一度も見に行った事はありませんでした。

孫7人も居るのに、保育園の運動会にも来ていません。

がいやの頼みならば！と時間を作って見に来てくれました。

がいやは照れながらも、とても誇らし気でした。

じいちゃんは、がいやの走る姿を見て感動したと同時に、何故こんな元気なのに学校に行けないんだろう…と思ったようでした。

ばあちゃんは、その時の事を振り返って最近こんな事を話してくれました。

「去年の今頃だね。運動会でリレー見たね。その時思ったよ…あぁ…これが最後の運動会になるのかもしれないなぁって。」

初めて聞いたことでした。

母はそんな風に思っていたんだ…。

何故か涙が出ました。

もう1年も前のこと。

学校に行っていない子供達を受け入れているつもりでいても、涙が出る自分を情けなく思いました。

運動会の練習をしている音楽が聞こえるどころか、その様子まで見えるところに住んでいるので、考えないでおこうと思っても無理です。

子供達は私よりももっと考えているのかもしれません。

いや、意外と子供達は平気で私だけなのかも？

結婚してからずっと住んでいる場所。

子供が生まれたらここに通うのね。

近いから、「こらーー！！何してる！」

なんて、先生に怒られてる声が聞こえるのかも。

そんな事を想像していた自分を思い出してしまいます。

どうしてここに我が子はいないのか？どうしてこうなってしまったのか？あの時の対応が違っていたら通っていたのかも…などと一時的にでも考えてしまう自分が嫌で仕方ありません。

学校に行かない選択をしたことを後悔しているわけではないし、今のままの子供達でいい！と思っていても、こんな風に思ってしまう時がある。

そんな自分自身も受け止めていかないと…と思います。



最近がいやは まんじぇをお休みしています。

まるでビジター会員です。

長女も休んでいるため、2人でレゴをしたり、公園で遊んだりして過ごしています。

たまに、まんじぇ行く？と聞くと

「うーん、どうしよう。行こうかな…でもなぁ。ママはどうして欲しい？」

なんて聞いてきます。

そんな事を言わせているようではダメだなぁ。。。と思いました。


「ママはどちらでもいいんだよ。がいやがどうしたいかだよ。貴方のいい方でいいんだよ。」

と返事しましたが…。

今は家で過ごす時なのだろうなぁと思い、私も気楽に過ごそうと思います。




はなな